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中学生、高校生の「Zoom」オンライン英会話のメリット、デメリット

大学受験のテストが変わります。大学入試センタ試験から大学入学共通テストとなり、総合的に英語能力を評価することになりました。話す力が重要となってきます。読み、書き、ヒアリングだけでなく普段から話すことが大事です。

話すといっても、普段から練習をしていないと、いざ試験と言うときに本領を発揮することができません。

ここ1~2年のコロナ禍でオンライン教室が普及してきました。これを使わない手はありません。

お手軽な料金で、パソコン、スマホ、タブレットがあればどこでも受講することができます。

学校までの通学がないため、いつでもどこで参加可能です。このような、オンライン教室を使うことで、授業だけでなく、生の英語に触れることができます。話すレベルを上げるにはうってつけです。

そのような高校生にお勧めのオンライン教室を選ぶのは容易ではないのでしょうか。

この記事を読むことでスクール選びのポイントが分かるようになります。

Zoomでオンライン英会話

Zoomでオンライン英会話のメリット、デメリットについてはこちらの記事に書いています。

Zoomでオンライン英会話のメリット、デメリット

 

高校生がオンライン英会話を利用する3つのメリット

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まず、高校生が英語学習にオンライン英会話を利用する3つのメリットについてです。

メリット その1

カリキュラムが充実している

オンライン英会話は(読む、書く、聞く、話す)を強化するカリキュラムが組まれています

よって、受験で必要な4技能を漫勉なく学ぶことができます。また、各種資格(英検、TOEIC)のコースもあり、高校生のヒアリング力を伸ばすことができます。

高校生を対象としたさまざまなコースがあり、学習目的や伸ばしたいジャンル・分野に応じて、自分に合ったコースを選べる点は、英語学習にオンライン英会話を利用するメリットといえるでしょう。

また、高校生向けコースの場合、高校生に特化した講師がレッスンを担当するケースが多く、質の高いレッスンが受講できる点も魅力です。

メリット その2

レッスン料金が安い

通常の通学するスクールに比べ、受講料が安いのも高校生がオンライン英会話を利用するメリットの一つと言えます。一般的な英会話スクールの1回分の料金で毎月オンライン英会話を受講することができます。

すでに塾や予備校に通っていたとしても、安価な料金でもうひとスクールの受講が可能です。予算的にも負担が少なく、しっかりと英会話の勉強ができるところも、オンライン英会話の検討材料となります。

メリット その3

どこでも受講できる

インターネットに繋がる通信機器があれば、どこからでも受講することができます。パソコン(Mac、Windows)やスマホ、タブレットがあれば、場所を問わずレッスンを受講可能。自宅からでも簡単に英会話のレッスンが受講できるところが嬉しいですね。

高校生向けオンライン英会話選び方のポイント

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次に、高校生がオンライン英会話を選ぶ際に確認すべき3つのポイントについて書きます。

選び方のポイント その1

自分の学習目的に合ったレッスンを受講できるか

オンライン英会話は、日常英会話コースやTOEICコース、グループレッスン、フリートークなど、提供しているレッスンは多様です。多様がゆえ、自分の目的にあっているかを明確にすることが大事です。自分にあったレッスンが見当たらない場合は、体験入学を申し込み確認するのもいいかもしれません。

選び方のポイント その2

無理なく受講できる料金プランがあるか

1か月間のレッスン回数や料金プランは、スクールや選ぶコースによって千差万別です。オンライン英会話を選ぶ時は、自分の学校生活に合わせて無理なく受講できるコース(料金プラン)を選びましょう。

自分に合った料金プランを見つける際は、1か月(あるいは1週間)のうち、どれくらいの回数でオンライン英会話のレッスンを受講できるか、というスケジュール面だけでなく、他の習い事に通っている場合、それらと合わせても予算の負担が大きくなりすぎないか、という料金面にも意識を向けることが大事です。

ちなみに、オンライン英会話のなかには、曜日や時間で、受講料が安くなる料金プランを提供しているところもあります。できるだけ、安い料金でオンライン英会話を利用したい場合、このような料金プランを上手く活用するのもおすすめです。

選び方のポイント その3

サポート体制が充実しているか

次に、レベルチェックやトラブル対応、相談窓口など充実しているかが大事となります。

初めての方は「Zoomの使い方がわからない」「どの教材を使ったらいいの?」と戸惑うことがあるためです。レッスン以外でもサポートがあれば、安心です。

まとめ

1.高校生がオンライン英会話を利用する3つのメリット

・カリキュラムが充実している

・レッスン料金が安い

・どこでも受講できる

2.高校生向けオンライン英会話 選び方のポイント 

・自分の学習目的に合ったレッスンを受講できるかどうか

・無理なく受講できる料金プランがあるか

・サポート体制が充実しているか

高校生といえば、英語以外にも勉強する教科があり、時間を確保するのが困難ですが、オンライン英会話を上手く利用して、英語の点数を上げたいですね。

Zoomの英会話スクールなら「おうち英会話」がおすすめ

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おうち英会話

Zoomを使った英会話スクールは増えていますが、お薦めなのは、“おうち英会話”です。

先ほど書いたようなオンラインレッスンのメリットを生かして英語力をアップすることができます。

英会話学校の講師経験者が教えるから安心

当校の英会話講師はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド出身のネイティブスピーカーです。英語の正しい発音・文法・語法・文化を楽しく学べるのが特徴です。

また、資格英語を教える講師は、TOEIC900点台、英検1級の資格を保有する実績のある日本人講師です。

ネイティブ話者が担当なのに低価格

クオリティの高い英語学校の講師が英語学習の楽しさを教えてくれます。グループレッスンなら1レッスン2,450円!正しい発音を聞いて耳から学び、自分の発音を先生に聞いてもらうことで使える英語が身についていきます。

マンツーマンレッスンは、集中的に会話ができる40分制で1レッスン4,950円!好きな先生を独り占めして、周りを気にせず学べます。安心の月謝制で入会金も教材費も無料!圧倒的に始めやすく続けやすいのが特徴です。

一度体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

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子供向けオンライン英会話のメリットとデメリット

子供のうちから英会話に親しんで、英語を楽しませたい、英語で困ることがないようにしたいと考える親御さんは多いのではないでしょうか。

子供にはどんなスクールにしようか、と検討することが多いと思います。コロナの影響で自宅で学ぶため、多くのスクールがZoomによるオンライン化を図っています。

この記事を読むことで、子供向けのスクール選びがスムーズに選ぶことができるでしょう。

子供向けオンライン英会話の特徴

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子供向けのスクールは、生徒の会話レべルに合わせてクラス分けを行っている場合が多いです。対象年齢は3歳から高校生くらいです。

ネイテイブの先生から学ぶことができます。初心者にも楽しめるよう、歌やゲームを取り入れているスクールがお薦めです。

受講するには、Zoomなどのツールが必要となります。最近は、授業をオンラインで受講することが増えているのですでに導入すみでしたらいいのですが、まだの方は早めにオンラインの環境を準備したほうがいいですね。

レッスンを受けるにはZoomなどのツールが必要です。コロナ禍で学校の授業をオンラインで受講することが増えているのですでに自宅に環境があるかもしれません。Zoomでの案内がメール等で届くので、クリックすればつながります。不明な点があれば、スクールに問い合わせるといいでしょう。

子ども向けオンライン英会話を利用するメリット

子ども向けオンライン英会話を利用するメリットは、以下の点です。

通学不要

親御さんの送り迎いが不要です。スクールに通うとなると、スクールまでの往復の時間がかかります。オンラインですと、自宅からレッスンを受けることができます。レッスンが始まるギリギリの時間まで予習、復習をすることができます。

Zoomは数回のクリックで利用可能

登録やアカウントをもっているとスムーズにご利用できますが、アカウントをもっていなくても相手からURLを送ってもらいクリックすることで自動的にオンラインレッスンができます

レッスン開始までの時間が短縮されることが最大のメリット。

親御さんの負担が減ります。

レッスンは録画が可能

Zoomには録画機能がありますので授業が終わったあとで、何度でも復習することができ、英会話のレベルを効率的に上げることができます。

なぜならレッスン自体を録画することができれば、自分の発音を聞くことができたり、先生の発音を真似たり、後からレッスン内容を見直し自分の弱点を克服することができるからです。

接続が安定している

オンライン英会話でネックになるのは、接続が切れたり音質の悪さです。講師の方の英語が聞き取れないとレッスンになりません。先生の英語を音質のせいで聞き取れないことが少ないです。

接続が不安定なツールですと自分の声を先生に聞き取れなかったり、先生の発音が聞き取れないことがあります。

会話が成立しないとなかなか英語が上達しませんし、お子さんも不安になるでしょう。いくら良い先生にレッスンをしてもらっても意味がありませんね。

Zoomは通信のデータ量が比較的少ないので、インターネット回線の通信環境の影響や、音声が遅れて聞こえるなどのタイムラグは少ないです。

*全くインターネット接続が切れないかというと、切れる場合もあるので万が一切断された時は、再度接続することになります。

どんな端末でも接続でき、どこでもレッスンが受講できる

iphone

Zoomはどの端末からでも接続することが可能です

お子さんの使いやすいものを選れべばいいでしょう。iPhone、iPad、Android端末、MacでもWindowsでもZoomを利用することはできます。

スマホからZoomを使うには、最初にアプリをインストールする必要があります。しかし一度インストールしておけばいいので、次からは簡単にオンライン英会話のレッスンを受けることができます。

英会話レッスンに役立つ様々な機能がたくさんある

Zoomは無料版でも多様な機能があります。お子さんにも使いやすいでしょう。

・ホワイトボード共有

・画面共有機能

・デスクトップ遠隔操作機能

・テロップ機能

・挙手ボタン機能

が備わっています。

これらの機能の中でも最も便利なのは画面の共有などで、わからない語彙のスペルチェックをしてもらえるのでオンライン英会話のレッスンでも役立ちます。

チャット機能をつかって質問できる

Zoomにはチャット機能があります。チャットとは、レッスンでWEBサイトを見せたり、語彙のわからないところがあると、テキストでチャットの欄に投入することでできる敵つとのコミュニケーションです。レッスン中のチャットでの講師とのやりとりも保存できるので後からどんなところでつまずいたかを復習することができます。

デメリット

オンライン子ども英会話のデメリットには、以下のような点があります。

ネット環境がない家庭では準備する必要がある

インターネット環境がないと利用することはできません。パソコン、インターネットについてはスクールに確認するとよいでしょう。

スクール選びのポイント

目的を明確にする

「日常会話ができるようになりたい」「英検の4級に合格したい」「スピーキングやリーディングが得意になりたい」など、目的をはっきりさせてからスクールを選ぶのがいいでしょう。

目的によって内容が変わってくるからです。オンライン子ども英会話を選ぶときには、あらかじめ目的や目標、予算などを明確にすることが大切です。

グループとマンツーマン、どちら?

英会話の初心者なら、じっくりと教えてもらえるマンツーマンレッスンがお薦めです。つまづいた箇所をわかるまで丁寧に指導してもらえます。

一方、子供同士でコミュニケーションをとりながらやる気がつづくなら、グループレッスンがお薦めです。同レベルの生徒と一緒にオンライン授業を受けることで、モチベーションが保てる場合があります。

日本人講師とネイティブ講師、どちら?

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「日本語でネイテイブ講師に質問できるかな?」と心配に感じることはありますよね。子ども向け英会話スクールのネイティブ講師の多くは日本語が話せます。迷った場合には、体験授業で確認するのも一つです。

日本人講師のいい点はきめ細かい配慮や指導を望むことができます。

何歳から始めるのがオススメ?

誕生後から増え続ける脳細胞は、4歳頃をピークに減少するといわれています。ですから、3~4歳と早い時期にスタートすることを勧めるスクールが多くあります。早い時期に英会話に触れることで、スムーズに“英語耳”を育てることができます。

まとめ

オンライン英会話の特徴

子供向けのスクールは、生徒の会話レべルに合わせてクラス分けを行っている場合が多く対象年齢は3歳から高校生くらいです。Zoomなどのツールを使って授業を行います。

子ども向けオンライン英会話を利用するメリット

通学不要、Zoomは数回のクリックで利用可能、レッスンは録画が可能、接続が安定している、どんな端末でも接続でき、どこでもレッスンが受講できる、英会話レッスンに役立つ様々な機能がたくさんあります。

デメリット

ネット環境がない家庭では準備する必要があります。

スクール選びのポイント

・目的を明確にしましょう。

・グループかマンツーマンか、ネイテイブか日本人講師かは、お子さんの性格に合わせて選びましょう。体験レッスンを利用してみましょう。

・早い段階で開始することが大事。

Zoomの英会話スクールなら「おうち英会話」がおすすめ

おうち英会話

Zoomを使った英会話スクールは増えていますが、お薦めなのは、“おうち英会話”です。

先ほど書いたようなオンラインレッスンのメリットを生かして英語力をアップすることができます。

英会話学校の講師経験者が教えるから安心

当校の英会話講師はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド出身のネイティブスピーカーです。英語の正しい発音・文法・語法・文化を楽しく学べるのが特徴です。

また、資格英語を教える講師は、TOEIC900点台、英検1級の資格を保有する実績のある日本人講師です。

ネイティブ話者が担当なのに低価格

クオリティの高い英語学校の講師が英語学習の楽しさを教えてくれます。グループレッスンなら1レッスン2,450円!正しい発音を聞いて耳から学び、自分の発音を先生に聞いてもらうことで使える英語が身についていきます。

マンツーマンレッスンは、集中的に会話ができる40分制で1レッスン4,950円!好きな先生を独り占めして、周りを気にせず学べます。安心の月謝制で入会金も教材費も無料!圧倒的に始めやすく続けやすいのが特徴です。

一度体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

 

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Zoomでオンライン英会話のメリット、デメリット

最近、コロナ化でオンラインでの授業が増えています。その中でもよく使われているのがZoomです。スマホや、PCを使ってインターネットのつながる環境であればだれでも無料で使うことができます。Zoomでオンライン英会話のレッスンを受けることができるととても便利です。

この記事は、そのような、Zoomを使って英会話レッスンを受けるメリット、デメリットについて書いています。

オンラインでの英会話がいかに便利で有益かわかります。

Zoomとは

Zoomとはは、パソコンやスマートフォン、タブレットなどのデバイスを使用して、オンラインで学習やセミナーや会議を開催するために開発されたアプリケーションです。

Zoomについてはこちら

オンライン英会話のメリット

Zoomでの英会話オンラインレッスンを受けるメリットはたくさんあります。

通学不要

英会話学校に通うとなると、学校までの往復の時間がかかります。オンラインですと、自宅、職場からレッスンを受けることができます。レッスンが始まるギリギリの時間まで予習、復習をすることができます。

Zoomは数回のクリックで利用可能

登録やアカウントをもっているとスムーズにご利用できますが、アカウントをもっていなくても相手からURLを送ってもらいクリックすることで自動的にオンラインレッスンができます。

レッスン開始までの時間が短縮されることが最大のメリットです。

忙しい中でのオンライン英会話を受ける方も多いと思いますが、この簡単操作でつながるというのは、レッスンまでの時間が短縮できるので、大変助かります。

レッスンは録画が可能

Zoomには録画機能がありますので授業が終わったあとで、何度でも復習することができ、英会話のレベルを効率的に上げることができます。

なぜならレッスン自体を録画することができれば、自分の発音を聞くことができたり、先生の発音を真似たり、後からレッスン内容を見直し自分の弱点を克服することができるからです。

接続が安定している

teacher

オンライン英会話でネックになるのは、接続が切れたり音質の悪さです。講師の方の英語が聞き取れないとレッスンになりません。

接続が不安定なツールですと自分の声を先生に聞き取れなかったり、先生の発音が聞き取れないことがあります。Zoomは、先生の英語を音質のせいで聞き取れないことが少ないです。

会話が成立しないとなかなか英語が上達しませんし、いくら良い先生にレッスンをしてもらっても意味がありませんね。

Zoomは通信のデータ量が比較的少ないので、インターネット回線の通信環境の影響や、音声が遅れて聞こえるなどのタイムラグは少ないです。*全くインターネット接続が切れないかというと、切れる場合もあるので万が一切断された時は、再度接続することになります。

会話をするための通信容量が少ないので、先生の通信状態が悪くスマホやタブレットのスペックが良くなくとも、良好の環境で英会話ができるのでストレスなくレッスンを受けることが可能です。

自宅などのWi-Fi環境下でレッスンを行う場合はいいですが、出先では、利用するデータ量が心配になります。そんな場合でもスマホやタブレットなどの自分の端末へのデータ通信量だけでレッスンを受けることができます。

契約しているスマホのプランによってはパケット(高速通信容量)をオーバーしてしまうことがあります。そうなると低速での通信になってしまうのでレッスンも受けられない状況になってしまいます。

必要な通信容量が少ないのでスマホのデータ容量の心配が減ります。Zoomが必要とするデータ通信量は、Skypeの約1/10です。

とはいえ、外出先でZoomをご利用の際は、データ量には気を付けたいものです。

どんな端末でも接続でき、どこでもレッスンが受講できる

Zoomはどの端末からでも接続することが可能です。

iPhone、iPad、Android端末、MacでもWindowsでもZoomを利用することはできます。

スマホからZoomを使うには、最初にアプリをインストールする必要があります。しかし一度インストールしておけばいいので、次からは簡単にオンライン英会話のレッスンを受けることができます。

英会話レッスンに役立つ様々な機能がたくさんある

Zoomは無料版でも多様な機能があります。

・ホワイトボード共有

・画面共有機能

・デスクトップ遠隔操作機能

・テロップ機能

・挙手ボタン機能

・チャット機能

が備わっています。

これらの機能の中でも最も便利なのは画面の共有などで、わからない語彙のスペルチェックをしてもらえるのでオンライン英会話のレッスンでも役立ちます。

また、Zoomにはチャット機能があります。チャットとは、レッスンでWEBサイトを見せたり、語彙のわからないところがあると、テキストでチャットの欄に投入することでできるテキストでのコミュニケーションです。言葉で説明しにくい内容をテキストで説明できるので間違いが減ります。

オンライン英会話のレッスンを受けるデメリット

特にデメリットというほどではありませんが、あえていうと、インターネット環境がないと利用することはできません。パソコン、インターネットについてはスクールに確認するとよいでしょう。

まとめ

メリット

通学不要

オンラインですので通学は不要で、レッスンギリギリまで予復習ができる

Zoomは数回のクリックで利用可能

送信されてきたURLをクリックするでけで利用が可能。

レッスンは録画が可能

録画機能を使って先生や自分の発音を確認することができ、何度でも授業を復習することができる。

接続が安定している

通話のデータ量が少ないので、会話は安定している。

どんな端末でも接続できる

スマホ、タブレット、PC(MAC、Windows)で使用でいる。

機能が豊富

ホワイトボード共有、画面共有など英会話に必要な機能が搭載されています。

デメリット

インターネット環境がないと使えない

PC、インターネットの環境については、スク―ルに確認するとよいでしょう。

Zoomを使ったオンライン英会話のメリットを生かして英語力のアップを図ってみませんか?

zoomの英会話スクールなら「おうち英会話」がおすすめ

Zoomを使った英会話スクールは増えていますが、お薦めなのは、“おうち英会話”です。

先ほど書いたようなオンラインレッスンのメリットを生かして英語力をアップすることができます。

英会話学校の講師経験者が教えるから安心

当校の英会話講師はアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド出身のネイティブスピーカーです。英語の正しい発音・文法・語法・文化を楽しく学べるのが特徴です。

また、資格英語を教える講師は、TOEIC900点台、英検1級の資格を保有する実績のある日本人講師です。

ネイティブ話者が担当なのに低価格

クオリティの高い英語学校の講師が英語学習の楽しさを教えてくれます。グループレッスンなら1レッスン2,450円!正しい発音を聞いて耳から学び、自分の発音を先生に聞いてもらうことで使える英語が身についていきます。

マンツーマンレッスンは、集中的に会話ができる40分制で1レッスン4,950円!好きな先生を独り占めして、周りを気にせず学べます。安心の月謝制で入会金も教材費も無料!圧倒的に始めやすく続けやすいのが特徴です。

一度体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?

 

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カナダの歴史を知ろう!

皆様はカナダの歴史についてどれくらい知っているでしょうか。カナダに留学や旅行に行くなら、英語学習と並んで知ってもらいたいのがカナダの歴史です。

カナダの歴史や背景を知っているか知らないかでカナダでの生活の楽しさが変わることは間違いないでしょう。また、カナダに旅したり、住んだり、留学や仕事などで長期に渡って滞在する場合でも、ニュースや文化が身近に感じられ、カナダでの生活が深く味わえます。

今回は、カナダの歴史を紹介します。英語でカナダの歴史が語ることができればいいですね。

カナダの起源は17世紀初めにフランス人がセントローレンス川流域に入植したのが始まりです。1763年にイギリス領となり、フランス系住民と先住民がイギリス帝国の支配に組み込まれました。1867年にイギリス連邦制内の自治領となり、1931年に事実上独立国家となりました。

先住民の時代

 

今から4万~1万年前、地球がまだ氷河期時代に、ベーリング海峡が地続きであったので、モンゴロイドたちがシベリアからアラスカを経由して北米大陸に移動し、現在のインディアンやイヌイットなどの先住民となりました。彼らは森林や氷原で狩猟生活を営んで多数の部族に分かれて生活していたとされています。

先住民の人々がアジア系の顔立ちをしているのはそれが理由です。調査によると、現代のアジア人と北米先住民は、DNAが共通していることが分かっています。

西暦1000年頃、ヨーロッパ北部の漁業民(ヴァイキング)がアイスランド経由でニューファンドランド島に到達しましたが、彼らの居住地は永く続きませんでした。

ヨーロッパ人の「カナダ」発見

16世紀にヨーロッパは「大航海時代」を迎えました。北米に植民地を求めてヨーロッパ人たちが進出することになります。

1497年、イギリス(ヘンリ7世)が派遣したイタリア人のカボットがアジアに到達する西北航路の発見を目ざしましたが、その途中に現在のニューファンドランドに到達し、ヨーロッパ人としては初めて北米大陸に上陸しました。

この海域は良質なタラ漁場だったので、カナダはヨーロッパ人からの注目を集めます。イギリス、フランス、ポルトガル、スペインなどの漁業を営む人々が多くやってきました。しかしこの時点ではイギリスはここに植民地をつくろうとしませんでした。イギリスよりもフランスの方が永続的な植民地建設は積極的でした。

フランスの進出

 

1534年、フランスのフランソワ1世がジャック・カルティエを北米に派遣させ、セントローレンス川流域を探検し、モントリオールまで進出しました。

カルティエはこの地をカナダと名付け、フランスは1534年にこの地をフランス領とすると宣言し、1603年アンリ4世の時に植民地を成立させた。

カルティエが「村」の意味で「カナタ」と言った言葉を、地名だと思って使いはじめたのが、カナダの由来とされています。

その後、1608年には、サミュエル・ド・シャンプランがセントローレンス川中流域にケベックを中心に植民地を建設します。この地はヌーベルフランス(新フランス)と呼ばれ、毛皮帝国として発展していきました。

それは、当時フランスではフェルト帽が流行しており、その材料となるビーバーの毛皮は最高級品とされていました。フランス人はビーバーの毛皮を求めてカナダ内陸へと進出したのです。

現在のケベックシティにあるノートルダム大聖堂や北米最古の商店街プチシャンプランなどは、この時代に作られたものです。

たいての植民地ではヨーロッパ人による先住民排除が行われましたが、フランス人は先住民を排除をせず相互依存の関係を築きあげました。また、カトリック教やフランス文化の普及活動も行われました。先住民女性とも結婚した点でも、イギリス植民地と異なります。

イギリスの進出

17世紀半ばになると、イギリスもビーバーの毛皮の獲得に目を付け、植民地をアメリカ大西洋側から北部へ拡大していきます。

まず、1670年には、イギリスがハドソン湾地域の毛皮取引を独占するため、ハドソンベイ会社を設立し、ハドソン湾から広域な河川領域をイギリス領土とします。

フランスとイギリスの戦争

 

北米の植民地を巡っては、イギリスとフランスの争いが激しくなっていきます。

スペイン継承戦争後の1713年のユトレヒト条約ではニューフアンドランド、アカディア、ハドソン湾地方をイギリスに割譲し、フランス領はケベックを中心としたセントローレンス川流域から、五大湖地方、ミシシッピ流域のルイジアナに及ぶ地域となりました。

さらに七年戦争(1756~63年)と並行して1754年フレンチ・インディアン戦争が勃発し、優勢に戦ったイギリス軍がフランスの拠点であるケベックを占領、1763年のパリ条約でフランスはカナダ側の大部分を放棄します。これによりイギリス領のカナダ植民地が成立します。

イギリス領カナダ植民地の成立

イギリス植民地議会は1774年にケベック法を作り、ケベックのフランス系住民(約65000人)に、フランス語の使用、カトリック信仰、フランス民法を認めました。

翌1775年にアメリカ独立戦争が勃発すると、ロイヤリスト(王党派、独立に反対派)がイギリス領カナダに大量に移住してきました。アメリカ合衆国の独立勢力はカナダに加わるよう働きかけましたが、失敗に終わり、カナダはイギリス植民地として残ります。1793年には、マッケンジーがロッキー山脈を越えて大陸横断に成功したので、植民地は太平洋岸に広がりました。

カナダ連邦の成立

 

イギリス植民地カナダは1867年、イギリス領では最初に自治が認められ、カナダ連邦となりました。1931年にはイギリス連邦の中から独立しました。

カナダの自治の開始

イギリス植民地としてのカナダは、南北戦争時、イギリス議会が北アメリカ法を制定し1867年7月1日に「自治領」になりました。

これはイギリスでの海外領土で最初に承認された自治領です。カナダはこれによってイギリス帝国の下で自治権を有する一つの「カナダ連邦」という連邦国家となり、オタワに連邦首都が置かれました。

当時外交権は与えられず、独立国家とはいえませんでしたが、自治が認められたこの年7月1日が現在のカナダでは独立記念日「カナダ・デー」となっています。1885年カナダ太平洋鉄道が完成、大西洋岸と太平洋岸がつながりました。

イギリスの自治領とは、国家元首にイギリス国王を戴き、国防・通貨、外交・などは本国の統治を受けますが、その他は独自の議会と政府を有して自治を行うことができる国家形態です。イギリスは多くの植民地を所有していましたが、白人が優位に立っているカナダにこのような自治権を最初に与えました。ついで1901年にオーストラリア連邦、1907年にニュージーランド、1910年に南アフリカ連邦を自治領としました。

イギリス連邦の成立とカナダ

 

第一次世界大戦(1914-1919年)にカナダはイギリス帝国に加わって参戦。それが認められて、戦後の1926年にイギリスはカナダに外交権を与えました。そして、1931年のウェストミンスター憲章でイギリス連邦が成立するとその一員となり、イギリスと対等な主権を持ち、実質的な独立を達成しました。

第二次世界大戦と戦後のカナダ

第二次世界大戦にイギリス連邦に加わって参戦したあと、戦後は西側陣営の一員としてNATOに加盟します。1982年に憲法を制定し真の独立をはたしました。しかしながら、二言語主義、多文化主義の問題も抱えています。

第二次世界大戦でカナダはイギリス連邦の一員として直ちに連合国に加わって参戦し、ヨーロッパ戦線に派兵、ノルマンディー作戦にも参加しました。

戦後のカナダは連合国の一員だったので国連には最初から加盟しました。米ソの冷戦が決定的になると、カナダは北極海をはさんでソ連と向かいあう最も直接的にソ連の脅威を受ける位置にあったので、1949年に北大西洋条約機構(NATO)が結成されると、その当初から加盟し、西側軍事同盟の一員となります。また朝鮮戦争にも出兵し、アメリカ合衆国との連携を強めていきました。

カナダの真の独立

カナダは1931年のウェストミンスター憲章でイギリスと対等な主権国家となり、実質的に独立していましたが、形式としてはまだイギリス連邦の一員で、依然としてイギリス国王を君主として尊び、首相とは別に総督(イギリス国王の代理)が存在していました。

第二次世界大戦が終わった後のカナダは、植民地意識がなくなり、国民意識が高まってきました。

1965年には現在のカナダ国旗を定め、1967年に国歌も作られ(1980年から実際の採用)、現在のカナダ国家が形成されました。

ちなみに、今までの国旗には、イギリス連邦の一員であることを表すユニオンジャックが含まれていましたが、新しい国旗はメープルリーフのみです。これはフランス系カナダ人への配慮もありますが、イギリスとフランスから独立した国家であることを意味します。

オンタリオ州を始め、もともとイギリス系住民が多く住んでいた州では、現在でも州旗にユニオンジャックが使用されています。一方、ケベック州の州旗はフランス王家との関係を意味するフルール・ド・リス(百合の花)が。いつか、州旗からもユニオンジャックや百合の花が消える日が来るのかもしれません。

さらに1982年には、カナダ法が成立、憲法改正権もイギリスからカナダに移りました。

これは、カナダが完全にイギリス、フランスから独立国家となったことを意味します。建国して150年以上経つカナダですが、正式にイギリスからの独立したことを考えると、ほんの40年ほどしか経過していません。

まとめ

先住民の時代

今から4万~1万年前、地球が氷河期時代だったころに、地続きだったベーリング海峡から、モンゴロイドがシベリアからアラスカを経て北米大陸に移動してきました。

ヨーロッパ人の「カナダ」発見

フランスが進出しそのあとイギリスが進出。数々の戦争を経てイギリス領カナダ植民地が成立しました。

カナダ連邦の成立

カナダの自治が開始されました。

第二次世界大戦と戦後のカナダ

1965年には現在のカナダ国旗を定め、1967年に国歌も作られ、現在のカナダ国家が形成されました。

 

以上、カナダの歴史について説明してきました。

歴史を紐解くと、カナダがフランス、イギリス、アメリカという大国に影響を受けながら国家を形成してきたかが分かります。また、そんな中、アメリカ人でもなければ、イギリス人でもフランス人でもない、カナダ人としてのアイデンティティを探してきました。

カナダにフランス語圏があるのも、州旗にはイギリスのユニオンジャックやフランスのユリの花が掲げられているのも、このような歴史的背景があるのです。

英語を学んで、これからカナダに旅行に行かれる方や、留学や赴任で滞在される方も、カナダで生活されている方も、歴史を知ることで、より楽しく、より深い理解でカナダでの生活を楽しみましょう。

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カナダ料理・カナダ人の食生活を知ろう!

カナダは移民が多い国です。カナダといえば、英語とフランス語が公用語ですが、英語学習者にとっては行きたい国の一つではないでしょうか。

今回は、カナダの食生活について紹介します。カナダに行って学んだ英語で注文し、代表的な料理だけでなく豊富な食事を楽しみましょう。

カナダ料理とは

カナダと言えばサーモンの印象がある方もいますが、カナダ料理と呼ばれるカナダ独自のメニューもあります。

Poutine(プーティン)

カナダでは感謝祭(サンクス・ギビング・デー)などで食べられる代表的な料理です。

ケベック州で生まれたとされる料理で、フライドポテト、グレイビーソースとチーズを合わせたもの。

グレイビーソースとは、肉類を焼いたときに出る肉汁に、ブイヨンやワインなどを混ぜ煮詰めて味付けしたソースのことをいいます。

プーティンに使われるチーズは、カードと呼ばれる固まったチーズが用いられます。

フライドポテトと肉汁ソースとチーズというカロリー高めの組み合わせですが人気があります。

Nanaimo Bar(ナナイモバー)

ブリティッシュコロンビア州のナナイモという街で生まれたチョコレートスイーツです。

チョコレート、カスタードバタークリーム、ブラウニーのようなクッキー生地が層になっています。

発生は炭鉱で働く男性のために作られたと言われており、重労働に耐える高カロリーです。

とても甘く、小さく切られた量でも十分満足です。濃いコーヒーと一緒に食べ事をお薦めします。コーヒーと相性がいいです。

Peameal bacon(ピーメールベーコン)

カナディアンベーコンという別名を持つ、カナダの有名なベーコン。

普通のベーコンは脂肪の多いバラ肉のことを指すのですが、ピーメールベーコンは脂肪分の少ないロース肉を用います。

加えて、ベーコンの周りに黄色い粉がまぶされていること。コーンミールと言われています。

長期間保存できるよう、乾燥させたとうもろこしを挽いたものです。1800年代には他国への輸出も積極的だったようです。ソテーやサンドイッチなどに挟んで食べてみましょう。

カナダで食べられる主食は

続いて、カナダでの一般的な食事について見ていきましょう。先ほどは、イベント向きでしたが家庭料理はどのような食事なのでしょうか。

最初にも触れましたが、カナダは移民が多い国なので、「カナダ人」と言っても様々な人々がいます。イタリア系、ブラジル系、中華系など、家庭ごとの習慣によって家庭料理も様々です。

そのため、次の料理は一つの例として一般的は家庭的なメニューということで紹介いたします。

マッシュドポテト

肉料理や、魚料理の付け合わせによく合う、マッシュドポテト。塩コショウやバターなどあっさりな味付けですので、どんなメイン料理にもよく合います。

マカロニ&チーズ

茹でたマカロニにチーズソースを絡めた、グラタンのような料理です。

子供から大人まで人気の定番メニューで、現地では、”マックアンドチーズ”(Mac’n Cheese)として親しまれています。

簡単に作れるインスタント食品もあります。一番有名なのが「Kraft Dinner(クラフトディナー)」という食品。乾燥したマカロニと粉末状のチーズソースが一緒に入っていて、電子レンジで簡単に料理することができます。

家庭によっては、ソーセージや玉ねぎ、ツナ缶などを混ぜて楽しむこともあります。

シリアル・オートミール

朝食といえばシリアルが定番です。家庭料理ではないのですが、カナダのスーパーには非常に数多くのシリアルが取り揃えられています。

チョコやキャラメル味で甘くキッズが好きそうな(色とりどり)ものから、シュガーレスや食物繊維豊富なもの、プロテイン豊富なものなど様々な種類があります。

また「オートミール」と呼ばれるオーツ麦も定番です。

麦の表皮を取ってないので、鉄分や食物繊維などの栄養を豊富に取ることができます。牛乳や水で煮ておじやのように食べるのが普通ですが、インスタント商品として電子レンジで簡単につくれるものもあります。あまり味がしないので、バナナやナッツ、はちみつやレーズンなどで味付けします。

カナダの食事事情

日本との違いをいくつか紹介します。

採食主義者

先ほども書きましたが、カナダには様々なルーツを持つ人々がいますので、宗教上の理由で、牛肉や豚肉を食べない人がいます。

また同じくらいに、”菜食主義”の人々がとてもたくさんいます。

菜食主義といっても、細かな分類があるのですが、有名なのが以下2つのワードに分かれると思います。

ベジタリアン(Vegetarian)

ベジタリアンとは、肉や魚などの動物性食品を摂らず、穀物や豆類、野菜などの植物性食品を摂る人のこと。卵や乳製品、ハチミツに関しては、人によって異なります。

ビィーガン(Vegan)

完全菜食主義といわれるように、100%植物性由来の食材や植物性食品だけを食べる。

※人によってはそれぞれのワードの定義は異なり、”セミ・ベジタリアン”という菜食趣向(動物性食物の完全排除ではなく、菜食を好む)といった形などもあります。

では、なぜ菜食主義なのでしょうか。理由は様々ですが、次のようなことが主な理由です。

  • 習慣や宗教的な理由(生まれながらヴィーガンの家庭など)
  • 動物愛護の思想感(動物を愛し、殺すことや苦しめることを避けたい、という考え方)
  • 健康的な理由(肉食は健康に良くないと考えたり、体質的に乳製品や肉類が体に合わない人)など。

菜食主義の人々が大変多いカナダでは、ヴィーガン向けの食材がどのスーパーでも多種類に売られており、ヴィーガンレストランも非常に多く営業しています。

食材へのこだわり

日本と、カナダの食糧自給率を比較してみましょう。2017年度ですが、日本の食糧自給率、38%、カナダ、200%越え。

豊な自然と広い国土に恵まれているカナダは、食材の宝庫ということができます。

そのため食材へのこだわりが強く、たいていのスーパーでは「自然食品コーナー」が設置されています。

野菜や果物など自然食品は少し割高ですが、それでも日本のようなオーガニック食材よりは安価で、健康と食材に対するカナダ人の意識の高さといえるでしょう。

また近年では、「環境にやさしい食の在り方」という考え方も広まってきています。

その一つとして、バンクーバーでは2005年に「オーシャン・ワイズ」という活動がスタートしました。オーシャン・ワイズとは、「海洋環境を破壊することなく、海産物を食す」という考えの環境保全活動。

食堂やレストランを始め、消費者に対してSustainable(持続可能)な海産物を選んでもらい、「地球環境への配慮も、食を満たすことと同じよに大切である」という意識を高めることを目的としています。

具体的には、海底の生態系を壊さず、長期的な保全を維持できる漁獲方法や養殖方法を採用している水産物に”オーシャンワイズ”のマークが付与されるものです。

その食材を使用した食堂やレストランが、バンクーバーには増えてきています。

ぜひこれから外食をする際には、気を付けてみてみたいと思っています。またレストランに限らずスーパーなど消費者にとっても身近なところで、このオーシャンワイズのマークを頻繁に目にする機会が増えていくことでしょう。

まとめ

・カナダ料理とは 

カンダと言えばサーモンの印象がある方もいますが、カナダ料理と呼ばれるカナダ独自のメニューもあります。

・カナダで食べられる主食は

マッシュドポテト、マカロニ&チーズ、シリアル・オートミールなどがあります。

・カナダの食事情 

菜食主義”の人々がとてもたくさんいます。

・食材へのこだわり

豊な自然と広い国土に恵まれているカナダは、食材の宝庫ということができます。

そのゆえ食材へのこだわりが強く、たいていのスーパーでは「自然食品コーナー」が設置されています。

 

まだあまり知られていないカナダ発祥の料理や、カナダの主食、そして日本と異なる食事情について紹介をしました。

カナダは移民国家なので、様々なルーツを持つ”カナダ人”がいます。

移民が多い国だからこそ、食の選択肢が豊富に広がっているというのがカナダの魅力の一つでもあります。英語力を磨いてカナダ料理を楽しんではいかがでしょうか。

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オーストラリアの住居・住宅の特徴を知ろう!

日本の約20倍の面積をもつオーストラリアは、住居も日本に比べて大きいのは、想像するのはたやすいでしょう。

オーストラリアで留学やワークホリデーをすると、ホームステイやシェアハウスで生活することになるでしょう。

この記事は日本の家にはないがオーストラリアの家にはあるもの6個と、住む場所として一番人気のシェアハウスについて説明します

この記事を読むことで、英語を学んでオーストラリアに住んでみたい方は、下調べとして役立つことができます。

オーストラリアの家の特徴

床に座る習慣がない

日本では「床に座る」ことがあたりまえとして家具を配置します。こたつやテーブルは床に座ることとして作られています。

しかしながら、オーストラリア人は床に座る習慣がありません

日本人からすると理解が難しいのですが、オーストラリアからすると床は汚れていると思われています。家の中はとソファやダイニングテーブルなど座らない家具が設置されています。

日本人は座ると落ち着きますが、床に座るという習慣のないオーストラリア人からすると、床に座ることが不思議なのです。

また、玄関は段差がないのも日本人にとっては不思議です。日本人からすると靴を脱ぐ場所が欲しいですね。どのように靴を置くかと言うと、オーストラリアでは靴は直置きします

キッチンはシンクが2つ

特徴的なのは、キッチンシンクは2つあります。大きいのが1つと、小さいのが1つです。大きなシンクがひとつの方が洗いやすいですよね。なぜ2つあるかというと、水不足で悩んでいるオーストラリアでは水を流しっぱなしにすることを避けるためです

シンクが2つあることで「洗い用」と「すすぎ用」に分けて、水の無駄いをなくします。

オーブンが必ずある

日本の家だとオーブンがある家は少ないかもしれません。「オーブンか自動食洗機か」みたいに、オプションという感覚です。しかしながら、たいていのオーストラリアの家にはオーブンがあります。

日本食は、あまりオーブンを必要としませんが、オーストラリアではジャガイモや肉を料理することが多いのでオーブンでグリル焼きにするのが好きな人が多いのです。

網戸がない

「網戸」がないのも特徴です。シドニーを例に挙げますと、夏は夜になると結構涼しいのですが、家は1日中日光に当たっているので、家の中は暑くなります。そんな時に窓を開あけますが、網戸がないのです。

オーストラリアは日本より虫が多いので、夜に窓を開けっ放しにすると虫が入ってきます。オーストラリア人は虫が部屋に入ってきても気にならないのでしょう。

ランドリールーム

日本の間取は、脱衣所かキッチンの近くに「洗濯機」があります。オーストラリアでは、多くの家に「ランドリールーム」といわれる洗濯をする別部屋が用意されていることが多いです。

参考までに言いますと、洗濯機と別に乾燥機が置いてある家も多くあります。アパートの場合は景観を損なうと言う理由もあり、外に洗濯物を干せないアパートが多くあります。そのため、アパートには、乾燥機が設置されている場合があります。

シャワーとトイレが同室

オーストラリアの家は、必ずといっていいくらい「トイレ」と「シャワー」がひとつの部屋にあります。お馴染みのユニットバスですね。

日本ではホテルへ泊まると見かけるのですが、家やアパートでトイレとシャワーが一緒になってる場合は少ないと思います。これは、オーストラリアに限らず、アメリカやイギリスなどの国です。

日本だとトイレと風呂場と別れているのが当たり前なので、日本人からすると少し違和感を覚える人もいるでしょう。日本ではお風呂は湯船につかり、リラックスをする場所。それに対して、海外ではシャワーは短時間で汚れを落とす場所という概念の方が強いです。ですから、バスルームに浴槽がなくシャワータイプが多いです。

オーストラリアは水不足のため浴槽にお湯を張って入る習慣がありません。浴槽が無い物件も多くあります。覚えておいたほうがいいのは、お湯の量に制限があるということです。

オーストラリアは、1回で出せる湯量に制限のある家が多いです。大きな一軒家だとそれほどではないのですが、小さなアパートだとお湯を蓄えておくタンクがかなり小さく5~10分経つとお湯の蓄えがなくなる場合があります。日本では蛇口をひねったら水がでるのが当たりまえですがオーストラリアはそうではないことも覚えておきましょう。

シャワーからの水漏れ

日本の風呂場は脱衣所とドアで区切ってあるので、シャワーの水が脱衣所に漏れることはまずありません。オーストラリアではドアがちゃんと閉まるわけでもなければ、段差が特にないのでシャワーを浴びるたびに床が水浸しになることもあります。

家の外に巨大なゴミ箱がある

日本ではごみ収集日に分類してゴミをだしますが、オーストラリアでは家の外側に大きいゴミ箱があり、家にゴミが溜まった時点でそこにゴミ出しをします。ゴミを回収に来るのは週1度程度ですが、家にゴミが溜まったらいつでも外に出せます。州によってゴミ箱の色は違うかもしれませんが、オーストラリアでは次の3種類に分類されます。

赤:一般ゴミ

黄:リサイクル

緑:葉っぱや木の枝など

日本のように「燃やせるゴミ・燃やせないゴミ」といった区別はありません。

シェアハウス

オーストラリアでは、「シェアハウス」や「シェアルーム」が一人暮らしする際の最も人気の住み方です。
シェアハウスは、通常、アパート、マンションや一軒家や一室(ユニット)を共同で借りて住むタイプです。フラットシェアやハウスシェアとも呼ばれます。部屋の種類によって違うのですが、基本的にはひとつの部屋に数人で住んで、台所、居間・風呂・トイレ等、共有スペースを共有します。

シェアハウスのメリットは、なんといっても、滞在費用を低く抑えることができます。たいていの場合、一通り家具が揃っているので、イニシャルコストは日本で引っ越しするほどはかかりません。契約は短期間も可能な場合が多いです。オーストラリアでは物件もとても多くありますので、好きな場所に住めることも魅力的ですね。
1人部屋(OwnRoom)、1人部屋+バスルーム(MasterRoom)、ルームシェア、リビングシェアといくつかの種類がありますので、ご自分の条件に合ったお部屋を探すとよいでしょう。

まとめ

  1. 座るという習慣がない  オーストラリア人にとって床は汚れているものという考えがあります。
  2. キッチン 特徴的なのは、キッチンシンクは2つあるということと、オーブンが必ずあるということはありません。
  3. 網戸がない オーストラリア人は日本人より虫に強い。
  4. ランドリールーム ほとんどの家に「ランドリールーム」という洗濯をする部屋が別に用意されていることが多いです。
  5. シャワーとトイレが同室  トイレとシャワーがひとつの部屋に設置されています。ユニットバスです。
  6. 家の外に巨大なゴミ箱がある 日本だとごみ収集日に分類してゴミをだしますが、オーストラリアでは家の外側に大きなゴミ箱があって、家にゴミが溜まった時点でゴミ出しをします。
  7. シェアハウス オーストラリアで住むのに一番人気です。ルームシェア、リビングシェアといくつかの種類がありますので、ご自分の条件に合ったお部屋を探すとよいでしょう。

「家」といっても、オーストラリアと日本の風習や生活の違いが多く取り入れているのは興味深いです。

英語を学習して、オーストラリアに留学やワーキングホリデーで訪れる人はぜひ、自分の目でこれらの「違い」を体験してみましょう。

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オーストラリアの文化・生活習慣を知ろう!

オーストラリアは先住民のアボリジニによる伝統文化と、移民によって新しく育まれた文化が混ざり合った国です。海外生まれの人も多く、どの人に対しても分け隔てなく接する文化があります。オーストラリアのことを知らずに訪問すると文化の違いにためらいを感じます。

この記事は、オーストラリアへの訪問を検討している人にオーストラリアの文化を知ることで思わぬ失敗を防ぐことを目的としています。

英語学習者にとっては大好きな国の一つですので早速説明しましょう。

多様性のある国

オーストラリアは、移民が第二次世界大戦後に多くやってきました。移民の文化や生活様式が現在のオーストラリアを形成しています。

  • 移民が多い

オーストラリアの統計によると、現在の人口は、約2,569万人(2020年12月)で4人に一人は、海外生まれと言われています。第二次世界大戦後の人口は約700万人でした。その多くは、1788年にイギリスが植民地を開いた時に移住してきた人達の子孫です。その後ヨーロッパや様々な国の人々が移住してきましたのでオーストラリアは多様な文化に発展していきました。

公用語は英語ですが、先住民のアボリジニの言葉を含めると200以上とも言われています。有名なのは、オージ・イングリッシュです。「Have a good day.」の「day(デイ)」を「ダイ」と発音します。

宗教は、信仰の自由が保障されていてます。キリスト教が最も信仰されています。仏教やイスラム教、ヒンズー教、ユダヤ教なども信仰されています。

  • オーストラリア人の人柄

人種や生まれた国の多様性から、オーストラリアは平等主義社会です。

生まれた国や文化的な背景、言語、宗教などによっては、誰しも不利益を被りません。

また、フレンドリーな人が多く社交的で横のつながりを大切にします。友人や職場の人とも、お互いのことをファーストネームで呼びます。

オーストラリア人は体を動かすのが好きだけでなくスポーツ観戦も人気で、特にラグビーやクリケットが見られています。シドニーやゴールドコーストなど海沿いの都市ではサーフィンを始めマリンスポーツが盛んです。

アボリジニの文化

オーストラリアの先住民族文化

4万年~5万年にわたる歴史を持ち、厳しい自然環境のもとで暮らし、独自の文化を守ってきたオーストラリアのアボリジニ。彼らの文化もオーストラリアを形作っているものの一つです。

  • オーストラリアの人口の約2パーセントは先住民

現在、アボリジニの人口は総人口の約2パーセントとされています。

1788年、ヨーロッパの入植者が訪れたとき、オーストラリアには先住民のアボリジニが大陸にわたって暮らしていました。当時のアボリジニの種族や民族国家は300以上もあったとされます。入植者が増えるにつれ、アボリジニの住む土地は失われていきました。

  • アボリジニの文化

かつてアボリジニが話していた言葉は250種類で、方言は700種類もあったと言われています。狩猟生活をしていたアボリジニは、季節ごとに食べ物を求めて移動する生活をしていました。砂漠や熱帯雨林、雪の降る山など、様々な環境でアボリジニが生活をしていました。

また、アボリジニには時間の概念がありません。「ドリームタイム」という考え方を持っています。先祖代々語り継がれた天地創造の神話のようなものが受け継がれ、現在、未来へと続いていくという考え方です。

岩々や渓谷、太陽や月、星など、自然環境こそがアボリジニにとってのバイブルであり神聖なものです。ですから、アボリジニは自然を敬う気持ちが強く、現代でも自然の近くに暮らす人がいます。

果てしなく続く赤茶色の大地「アウトバック」をはじめ、オーストラリアにはアボリジニの歴史や文化を体験できるスポットがあります。アボリジニの聖地・ウルル(エアーズ・ロック)があるノーザン・テリトリーでは、アボリジニがガイドを務めるウォーキングが行われています。同じくノーザン・テリトリーにある世界遺産のカカドゥ国立公園では、古代のアボリジニが描いたロックアートを見ることができます。

オーストラリア人の生活習慣

日本とは異なる、オーストラリア人の生活習慣についてご紹介します。

  • 残業はしない

日本と比べて残業に関する法令が厳しいので残業をさせない傾向があります。オーストラリアの人たちは、プライベートを大切にするため残業をしない人が多いです。仕事を効率よく終わらせて定時に退社します。疲れて深夜まで仕事をすることはないのです。

  • シャワーの時間が定められている

雨が少ないため、水は大切な資源です。大半の家庭ではシャワーの時間が5分~10分と決められています。訪問先で特に言われなかった場合も、できれば早く済ませるように心掛けるのがマナーです。

  • バーベキューは家庭料理

オーストラリアでバーベキューは、「バービー」の愛称で親しまれています。庭のある家にはほとんどの家庭にはバーベキューコンロがあり、いつでも家族でバーベキューパーティが開かれるようになっています。ある意味生活の一部といえるでしょう。公園やビーチなどに誰でも無料で使用できる、公共のバーベキュー台があるのも、オーストラリアの特徴です。

  • お酒を持ち込み可能

BYOと書いてあるお店は、あなたの好きなお酒を持ち込んでも構いません、という意味ですので、飲みながら楽しく食事ができます。「BringYourOwn」の意味で一般的にはボトルワインを持ち込むことができます。その分節約ができます。

  • キャッシュレス社会

オーストラリアでは、ショッピングセンタ、レストラン、個人商店など、いたる所にキャッシュレスサービス用の端末が設置されています。

オーストラリアの人達は、日本と比べるとカードで支払いすることが多いです。日本は世界1位と言われるほどの現金主義の国なので、オーストラリアと比べるとキャッシュレス文化に感じるのかもしれません。

「EFTPOS(エフトポス)」と呼ばれるデビットシステムにより、小銭はあまり持ち歩かず、少額でもキャッシュカードで支払います。

お店の営業時間が短い

中心部のスーパーマーケットなどを除き、お店の営業時間は通常午前8時または9時から午後5時半または、午後6時までです。日本のように24時間営業の店舗はほとんどありません。週に1度「レイト・ナイト・ショッピングデー」があり、この日は多くの店が夜9時まで営業しています。

ルール・マナー

オーストラリアでは公共の交通機関が時間通りには来ないことはよくあります。

日本との違いを中心に、オーストラリアのルールとマナーについて紹介します。

気を付けたほうが良いルールとマナー

飲酒

飲酒できる年齢は18歳以上です。公共の場での飲酒は基本的に禁止です。警察に見つかると罰金を払うことになるので注意が必要です。地元の人達が飲んでいる方を見かけてもオーストラリアでは法律を守りましょう。

喫煙

飲酒と同じく、喫煙できる年齢は18歳以上です。飲食店は基本的に全席禁煙で、全館禁煙のホテルも少なくありません。禁煙エリアでたばこを吸ったり、たばこの吸殻のポイ捨ては罰金が科せられます。

交通

イギリスの文化が入っているのか、日本と同じ左車線、右ハンドルです。郊外などの信号機がないところがありますが、歩行者を優先します。また、自転車に乗るときはヘルメットは必須です。

日本の電車で通話していると、マナー違反なので嫌な顔をされたり、注意されたりしてしまいます。オーストラリアでは、通話している人がいてもみんな平気な顔をしています。

タクシー

助手席に乗るのが一般的ですが、不安な場合は後部座席に座っても問題ありません。自動ドアではないため、開け閉めは自分で行います。基本的にチップはいりません。

エレベーターとエスカレーター

エスカレーターは左側に乗り、右側を空けます。混み合っているエレベーターを降りたいときは、無理矢理降りようとするのではなく、「Excuseme.」と声を掛けるのがマナーです。

あいさつが大切

日本の場合はお店で店員に「いらっしゃいませ」といわれても、返すことはあまりありませんが、オーストラリアでは店員に声を掛けられたら返すようにしましょう。例えば「How are you today?」と尋ねられたら、「Fine,Thank you.」や「Not bad.」と返答すれば問題ありません。店を出るときは「Thank you.」といいましょう。

チップ

基本的にチップの習慣はないのですが、特別なサービスを受けた場合には払いましょう。レストランでサービス料がない場合は、料金の10パーセント~15パーセントが相場です。カジュアルなレストランでは端数を切り上げて渡すか、料金の5パーセント程度を渡します。タクシーのチップは基本的には不要ですが、釣銭ができたらチップ変わりに渡す場合もあります。

ホテルのポーターも基本的にはチップを渡さなくても大丈夫です。重たい荷物を運んでもらったときは、1オーストラリアドル~2オーストラリアドル程度を渡すのもいいでしょう。ベッドメイキングのハウスキーパーへは、チップは不要です。

音に関するマナー

くしゃみがでそうになった時は、周りに人がいる場合は「Excuseme.」と断ってから、手で口を押さえてします。鼻をすするのもマナー違反なので、かむようにしましょう。

まとめ

1.多様性

オーストラリアは、移民が第二次世界大戦後に多くやってきました。移民の文化や生活様式が現在のオーストラリアを形成しています。

2.アボリジニの文化

オーストラリアの先住民族の文化で自然環境に合わせています。

3.生活習慣

日本とは異なる、オーストラリア人の生活様式があります。

4.ルール・マナー

飲酒、禁煙、交通、タクシーなどオーストラリア独自のルールに沿って生活することが大事です。

オーストラリアへの訪問を考えているなら、まずは多彩な価値観や文化を理解するところから始めてみましょう。オーストラリアならではの文化やマナーを知った上で積極的に飛び込み、現地でしかできない経験を存分に楽しんでください。

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オーストラリアの世界遺産5選!

オーストラリアにある世界遺産5選を紹介します。

誰もが知る世界遺産から、初めて知ったという世界遺産まで、この記事を読むことでオーストラリアの世界遺産について理解が深まります。

英語で書かれた世界遺産を読むことで英語力もアップするでしょう。

グレート・バリア・リーフ

なんといっても、オーストラリアの世界遺産といえばグレート・バリア・リーフです。日本列島と同じくらいの面積で約35万㎢です。約200万年前から石灰岩が積み重なり、サンゴが生息しました

サンゴが育つには、光が届く浅い場所であることと、18~30度の水温が適しています。ここは、1年中水温が高く維持され、遠浅の海であることから、大サンゴ礁ができました。

サンゴは、プランクトンを食べ、共生している褐虫藻の光合成によって、養分をサンゴへ送っているため、光のエネルギーが必要です。

グレート・バリア・リーフの生態系

400種以上のサンゴが生息していて、1500種の魚類、215種の鳥類がいるとされています。その他、クジラやイルカ、ジュゴン、ウミガメなどもいます。映画「ファインディング・ニモ」のカクレクマノミもいることで知られています。

グリーン島

「ケアンズの宝石」とも呼ばれています。約6000年前にサンゴ礁が隆起して島ができました。数々の植物・鳥類・海洋生物住んでいて、マリンスポーツや娯楽が楽しめます。

グレート・バリア・リーフの環境問題

最近は、地球温暖化現象によって、サンゴ礁の危機が話題になっています。サンゴが白化し、サンゴが死にいたる恐れがあるのです。さらに、水質汚染や、大量発生したオニヒトデがサンゴを食べることも問題となっています。環境保護が重要課題となっています。

シドニー・オペラハウス

オーストラリアのシドニーにある、オペラハウスはオーストラリアのシンボル的な建造物として有名です。2007年、世界遺産に登録されました。

シドニー・オペラハウスは、1940年の後半には建設の構想がありました。ニューサウスウェールズ州立音楽院の校長であったグーセンスが構築に尽力を尽くしたと言われています。

1959年に着工し、1973年に完成しました。14年の月日を要したのは複雑なデザインを実現させるためでした。貝殻のような、もしくは、ヨットの帆のような外観を建設するのは、技術面と費用面で多くの時間と費用がかかりました。

外観

シドニー・オペラハウスは、独自の外観を持ち高さ183m、総面積、4.5ヘクタールです。

白色の屋根は、スウェーデン製のタイルで作られています。白色だけでなくクリーム色もあります。枚数は105万6000枚にもなり、汚れにくい素材が使われています。

内部

今は、オペラ・オーストラリア、シドニー・シアター・カンパニー、シドニー交響楽団の本拠地で、コンサートホール、オペラ劇場、ドラマシアター、プレイハウス、スタジオシアターなどがあります。コンサートホールは2,679席あり、世界最大の機械式パイプオルガン「グランドオルガン」があります。

内部見学ツアーに参加すると、効率的に見て回ることができます。側にあるハーバーブリッジとの景観が有名ですので写真撮影をお薦めします。

ニンガル―・コースト

ニンガルー・コーストは西オーストラリア州北西部、約60万ヘクタールにもおよぶ海洋域を含むエリアのことです。その海洋域にあたるニンガルー海洋公園や、ケープレンジ国立公園などが含まれています。

ここには、リーフ(環礁)が数多く、250km以上にわたって広がっています。世界最大と言われるグレートバリアリーフにも負けないほどの美しさを誇ります

ニンガルー・リーフは、ジンベイザメがある一定期間生息し、生活の場所であることから、エコ・ツーリズムに関して、活発な議論が行われた場所としても有名です。

冬場のニンガルー・リーフには、イルカ、ジュゴン、オニイトマキエイ、ザトウクジラが定期的に移動してくる場所ともなります。

2000年代初頭、モーズ・ランディング地域に、リゾート建設が持ち上がりましたが、この場所は、ウミガメの繁殖地のため、リゾート開発は中止となり、保護される土地となりました。

ジンベエザメと一緒に泳ぐことができ、500種以上の魚が生息するので、ダイビングやシュノーケリングが楽しめる場所でもあります。

ウルル=カタ・ジュタ国立公園

オーストラリアの国立公園で、パンフレットの写真で一度は見たことがあるのではないでしょうか。ウルルとは「エアーズロック」のことで、カタ・ジュタというのは「オルガ山」という岩山のことです。

先住民族のアボリジニは2万年以上も前からここに住み、聖地として崇めてきました。現在もアボリジニの人々が暮らしており、彼らとオーストラリア公園局が共同で運営しています。

エアーズロック

世界の中心という意味で「地球のへそ」とも呼ばれるエアーズロックは世界で2番目に大きい一枚岩です。高さは340m、周囲は9.4㎞あります。イギリスの探検家ウィリアム・ゴスが、当時の南オーストラリア総督ヘンリー・エアーズの名を取って付けました。

カタ・ジュタ(オルガ山)

カタ・ジュタは22㎢にわたって広がる古代の36の岩石群で、アボリジニの言葉では「多くの頭」という意味です。オルガ山とも呼ばれますが、それはドイツのヴュルテンベルク王妃オリガの名前にちなんでいます。古くからアボリジニの聖地となっていますが、特に男性の聖地で、一部エリアを除いて、女人禁制となっています。

西オーストラリアのシャーク湾

西オーストラリアのシャーク湾は、近年最も注目を集めるオーストラリアの世界遺産。西オーストラリアの中心地パースから約860kmのところに位置します。

地球上で最古の生命体のひとつ、およそ35億年前に誕生し地球で初めて光合成を行い酸素を作り出したといわれる一見岩のような生命体「ストロマトライト」が群生する世界でも類を見ない地域となっています。

その他、絶滅危惧種でもあるジュゴンが生息していたり、白い貝殻が延々と続く遠浅のシェルビーチや、野生のイルカが毎朝海岸沿いにやって来ては餌付けが行われているモンキー・マイアなど数多くの見所を抱えています。

その美しい海岸線とは裏腹に内陸の乾燥気候から人間が住み着きにくかった背景がこの自然遺産を守るきっかけになったといわれています。

まとめ

・グレート・バリア・リーフ

日本列島と同じくらいの面積で約35万㎢で、グリーン島が有名です。

・シドニー・オペラハウス

オーストラリアのシンボル的は建造物として有名です。2007年、世界遺産に登録されました。

・ニンガル―・コースト

西オーストラリア州北西部、約60万ヘクタールにもおよぶ海洋域を含むエリアのことです。その海洋域にあたるニンガルー海洋公園や、ケープレンジ国立公園などが含まれています。

・ウルル=カタ・ジュタ国立公園

オーストラリアの国立公園で、ウルルとは「エアーズロック」のことで、カタ・ジュタというのは「オルガ山」という岩山のことです。

・西オーストラリアのシャーク湾

西オーストラリアの中心地パースから約860kmのところに位置しています。

日本の20倍以上の面積を誇るオーストラリアには、大自然の神秘が作り出した自然遺産から、素晴らしい文化的価値をもつ文化遺産まで、英語をマスターして遺産を訪れましょう。

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オーストラリアの食生活を知ろう!代表的な料理6選

英語学習者なら、一度はオーストラリアへの旅行、留学や移住を考えたことがあるのではないでしょうか。雄大な台地、世界遺産のグレートバリアリーフ。魅力満点の国です。そのような人気の国ですが食生活は自分に合うかな?と心配されている方もいるかと思います。今回はオーストラリアの食習慣について説明します。

この記事を読むことでオーストラリアでの食事が楽しくなり、さらにオーストラリアへの魅力が増すでしょう。

オーストラリア料理

オーストラリアの食文化は、この国に移り住んできた人々が持ち込んだ、それぞれの異なった食文化に支えられ進化してきました。植民地の時代から、かつてはイギリス食文化の伝統を多く受け継ぐものでしたが、今日では、多彩な食べ物を味わうことができます。

外食での食事は量が多い

オーストラリアでは、日本に比べて食事の量が多いです。例えばバーガーを注文すると、1人前でもボリューム満点でフライドポテトも山盛りついてきます。

体格が違うので量も異なるのもうなずけるのですが、外食の際は量を見ながらオーダーすることをお薦めします。都市部に行くと日本食のレストランやアジア料理のお店もたくさんありますので、日本が恋しくなったら日本食でホームシックを克服しましょう。

ポテトと肉が大好きなオーストラリア人

じゃがいもの消費量は日本の2倍で、オーストラリアはじゃがいもの消費量が多い国の一つです。

日本ではじゃがいも料理と言えば、コロッケや肉じゃがを思い浮かべますが、オーストラリアでの一般的な料理は、マッシュポテトやフライドポテト、オーブンで肉と一緒に焼いたローストポテトです。

じゃがいもはお肉に合うので、肉中心の食生活のオーストラリアでは欠かせない存在になっています。

お肉はチキン、ラム、ビーフ、ポークだけでなく、スーパーではカンガルーやクロコダイルのお肉も買うことができますのでチャレンジしてみたいですね。

オーストラリアの国民食BBQ

オーストラリア人の文化とも言えるのがBBQ(バーベキュー)です。マンションのベランダや家の庭には家庭用のBBQセットを置いている家庭も多いです。

大きな展望台や公園には備え付けのBBQ施設があり、家族や友人で楽しむことができます。

ソーセージと玉ねぎを焼いてBBQソースをかけて食パンに挟んで食べるのがオージースタイル。

また、友人などでBBQをするために集まる際にBYO(Bring Your Own)で!と言われることがあります。この意味を知っておくとオージーの友達にホームパーティに呼ばれた時なんかも困らずに済みますので覚えておきましょう。

オーストラリアの代表料理6選!

かつて、オーストラリア料理と言えば、カンガルー、エミュー、マカダミアナッツ、ブッシュトマトなどの食材を、火で焼いた熱い石の上で、砂をまぶして蒸し焼きにする料理でした。

しかしながら、現代のオーストラリア人には馴染みがなくなっています。そこで今回は移民によって育まれた多種多様な文化の中で近年のオーストラリア国民の間で一般的に食べ親しまれており、定番になっている代表的な料理をご紹介いたします。

ミートパイ

オーストラリアの国民食といえば、ミートパイです。元来は開拓者が英国から持ち込んだ、ミンチ肉とグレービーソースをパイ生地で包んだ食べ物です。

ベーシックなものは、パイは牛肉、タマネギ、マッシュルームをグレービーソースとともにパイ側で包んで焼き上げて作られますが、各家庭でソースの味付けを変化させたバリエーションもあるようです。

町ではミートパイの専門店をよく見かけますが、ヴァン(車)で路上で販売していたりガソリンスタンドでもレジ横に置いてあり、パブやカフェ、レストランでもメニューにあり、どこでも食べられます

オーストラリアのパイのチェーン店であるパイフェイスは日本にも進出しており、日本とオーストラリア間を運航するジェットスターの飛行機内でも食べることができますので、皆様もオーストラリアで食べ親しまれるミートパイをぜひお試しください。

フィッシュ & チップス

フィッシュ & チップスも英国領だったオーストラリアならではの代表料理です。こちらもミートパイ同様、どの町にも専門店がありますし、レストランでも子供用のメニューに必ず載っているのでみんな子供のころから食べている定番メニューです。

テイクアウェイ(お持ち帰り)のお店に入ったら、まず魚の種類を選びましょう。

魚の種類と調理方法を決めたら、その内容をそのまま店員へ伝えましょう。

「One Barramudi、Buttered、Please」と言うように注文します。これだと魚だけですので、フライドポテトも食べたいときは「and Chips、Please」と言って頼みます。サイズはSmall、Midium、Largeがあります。

出来立てのフィッシュ & チップスを公園やビーチで食べてみたいですね。

バンガーズ & マッシュ

バンガーズはあまり聞きなれない単語かもしれませんが、これもイギリス料理の一つでソーセージのことです。しっかりと焼いたソーセージにマッシュドポテトが添えられています。グレービーソースをかけて食べる家庭料理で、パブに行けば必ずあります。

ソーセージには、ラム、牛、豚、カンガルー肉、鶏等を使用します。日本のソーセージとは違い皮が薄く柔らかいです。

比較的簡単な料理なのでオーストラリア旅行を思い出しながらご家庭で作ってみるのも良いでしょう。

チキンシュニッチェル

オーストラリアで人気のチキン料理で、たたいて伸ばした鶏肉に衣をつけてあげています。カツレツのようなオーストラリア料理「チキンシュニッツェル」は、チキンが大好きなオーストラリアの定番料理です。

スーパーマーケットでも、後は揚げるだけ、の状態で売ってあるので家庭でも手軽に料理できます。

ちなみに、チキンシュニッチェルの上にチーズとトマトソースをかけたものをチキンパルメジャーノと言いこちらもパブの定番メニューとなっております。

グリルドバラマンディー

バラマンディーは日本では馴染みのない魚ですが、オーストラリアではスーパーマーケットで手に入ります。天然物は高級魚です。

スズキ目・アカメ科に属する魚の一種で、特にオーストラリアの北部の海水と淡水が混じる場所に多く生息し、最大体長2mにもなる巨大魚なので、釣り好きの間でも人気です。日本ではなじみのないバラマンディですがオーストラリアでは食用としてとても人気があります。白身で、癖がなくさっぱりして食べやすい魚です。味や触感は鯛によく似ていて、日本人の口にもよく合います。スーパーでも普通に売られていて、フライパンでソテーレモンを絞って食べるとおいしいです。フィッシュアンドチップスにもよく使われます。

グリルやフィッシュアンドチップスなどでとても美味しく調理でき、ポピュラーな魚なので、養殖もありますが、なんといっても天然物をレストランで味わいたいですね。

オージービーフステーキ

オーストラリアと言えばオージービーフが頭に浮かぶ方が多いのではないでしょうか。

日本の国土の約20倍の面積を持つオーストラリアで発展してきたのが牧畜業です。広大な草地の中で、のびのびと育つオーストラリアの牛の肉は、うまみたっぷりの赤身が特徴。霜降りのやわらかい和牛とはまた違う美味しさを再発見してください。

広大かつ比較的なだらかなオーストラリアには、大きな牧場がたくさんあり、国内で飼育されている牛の数は2900万頭にのぼります。オーストラリアの人口よりも、牛の方が多いとになります。またオーストラリアでは、牛肉の品質保証の制度があります。出荷する牛肉の飼育から輸出までの過程をチェックします。品質と食の安全を守っているので、健康面でも安心な牛肉です。オーストラリアに来たら、ぜひ、美味しいオージービーフを味わってください。

レストランでシェフに焼いてもらうステーキは肉本来のうまみをさらに引き立てる調理法と絶妙な焼き加減でオージービーフの美味しさを再発見することは間違いありません。

レストランでは、焼き加減、ソース付け合わせの野菜(茹で野菜かサラダ)、ポテトの調理方法(マッシュかポテトフライか)等を聞かれたらお好みをお伝えください。

まとめ

オーストラリア料理

  • 量が多い 注文する際は量を考えてオーダしましょう。
  • ポテトと肉が大好きなオーストラリア人 ポテトの消費は日本の2倍
  • オーストラリアの国民食BBQ  オーストラリア人はBBQが大好きです。

オーストラリアの代表料理6選!

  • ミートパイ
  • フィッシュ & チップス
  • バンガーズ & マッシュ
  • チキンシュニッチェル
  • グリルドバラマンディー
  • オージービーフステーキ

雄大な台地で育まれた肉類や、自然に恵まれたシーフードを楽しむのは、オーストラリアを訪問する時の大きな楽しみです。

英語ができれば、最初は戸惑うことがあるかもしれませんが、分からないことを質問したり、調べたりすることができます。また、現地での会話もはずむことでしょう。

英語ができるって素敵ですね。

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オーストラリアの歴史に触れてみよう!

オーストラリア大陸には、氷河期時代に東南アジアから移住してきたとされる先住民アボリジニによって、独自の文化や生活を営んでいました。18世紀ころにヨーロッパ人の移住が始まり、植民地としての歴史を歩むことになります。そして連邦政府が成立し、「国家」が誕生。以来、移民を受け入れながら多民族・多文化国家を形成し、「国家」としての発展を続けています。

しかしながら、オーストラリアの歴史についてはあまり知られていないのではないでしょうか。

この記事を読むことで、オーストラリアの成り立ちが分かりオーストラリアの理解が深まるでしょう。

建国以前

オーストラリアの先住民アボリジニは、約6万年前、第4氷河期の中頃に東南アジアからボートでやってきたアボリジナル オーストラリアン呼ばれる人々が、ノーザン・テリトリーに行き着いたのが最初と言われています。

アボリジニは、全土で狩猟、採取による生活を行っていました。そして約3万年前頃までに、アボリジナル オーストラリアンの人々は、タスマニアを含むオーストラリア全土を支配していきました。

さまざまな知恵や生活習慣を生み出し、自然との共存を図っていきました。

アート、音楽など、彼らが確立した伝統はそれから長い間も受け継がれ、今でもアボリジナル カルチャーとして親しまれています。

ヨーロッパ人との出会い

最初にオーストラリア大陸に接触したヨーロッパ人は1606年に大陸を訪れたオランダの東インド会社のウィリアム・ヤンスゾーンであると言われています。ケープヨーク半島の西側を視認して上陸し、周辺の海岸を海図に記しました。

あとになって、スペイン人のトレスがオーストラリアとパプア・ニューギニアの間の海峡、現トレス海峡を航海。オランダ人アベル・タスマン は1642年、西海岸を回りタスマニア島を発見し、さらに東に進んでニュージーランドを発見しました。

この後1770年までヨーロッパ人による開拓が続き、イギリスのキャプテン、クック中尉がオーストラリアの東海岸から現在のシドニーに当たるボタニー湾エリアの植民地化を行いました。

なんと、1770年に上陸したジェームズ・クックよりも150年も前に日本の山田長政が先にオーストラリア大陸を発見していたという説もあります。決定的な根拠が見つかるといいですね。

ヨーロッパ人の入植

1780年代のイギリスは、産業革命による失業者などが都会で犯罪を犯すようになり犯罪者の数が激増しました。微罪に問われた者でも収監する法制度もあったためイギリスの監獄は満員状態となりました。さらに1776年のアメリカ独立によって巨大な流刑地を失うことになります。流刑地の確保は、イギリス政府にとって重要課題となっていました。

その結果ニュー・サウス・ウェールズは、流刑地に選ばれました。政府は、退役海軍将校アーサー・フィリップ を初代総督に任命し、植民地建設に当たらせました。

ニュー・サウス・ウェールズ州の初代総督になったアーサー・フィリップ率いる11隻の第一船団が、シドニーのボタニー湾に到着。さらに数キロ北上したポート・ジャクソンに植民地を建設し、その後、大都市シドニーに発展しました。ボタニー湾に上陸した1月26日は、現在もオーストラリア・デーとして祝日となっています。

ゴールドラッシュ

1851年、エドワード・ハーグレイヴス  がシドニーの西北西約260km地点のルイス・ポンズ・クリークで金鉱を発見しました。これを聞きつけた中国人等が押し寄せてきました。これまでの植民地としてのオーストラリアを変える大きな出来事、いわゆるゴールドラッシュが始まります。

貴金属を追い求めて新たに移住してきた人々によりビクトリア州の人口は1851年から1860年の間で約7倍に増え、同州は世界における生産高の3分の1以上を算出するまでになっていました。

しかし、ビクトリア州で金鉱労働者に課された制限に対して徐々に人々の不満が募り始め、1854年には大きな反乱が勃発し、鉱夫たちと警察による大きな争いに発展してしまいます。

結局、鉱山で働く人々は争いには負けたものの、これをきっかけに労働条件の改善が図られ、オーストラリアが近代国家として歩みを進めるための大きな転換点となったのです。

建国以後

国家の誕生

1891年、シドニーで連邦政府結成のための会議が初めて開かれた。現在の州の核となるニューサウスウエールズ、ビクトリア、クイーンズランド、サウス オーストラリア、ウエスタン オーストラリア、タスマニアからなる6つの植民地が集まって、さまざまな問題解決を図り、議論を重ねていきました。すべてが独自に軍隊や関税制度、さらには鉄道などを保有していましたが10年の歳月をかけて、国家の機軸となる憲法草案をまとめ、それをイギリス政府が承認。1901年に「オーストラリア連邦」が誕生しました。

首都の建設はシドニーと当時臨時首都であったメルボルンの間とされ、ニュー・サウス・ウェールズ州内に首都機能を建築する目的で、1927年に計画都市として首都キャンベラが建設されました。

第一次世界大戦への参加

連邦国家が成立して間もなくの1914年、イギリスがドイツに宣戦布告をし、第一次世界大戦が勃発。イギリスへの強い愛国心から追従することになりました。

戦時中、イギリスと同盟国関係にあった日本の戦艦いぶきも、インド洋を横断し、オーストラリア軍隊の護衛にあたりました。

ニュージーランド軍とともに結成されたアンザック軍団には、オーストラリアから約40万人が出征し(当時の総人口500万人弱)、約6万人が死者となりました。大きな犠牲を払ったオーストラリアは、この後、国際連盟への加入が認められ、国際社会での地位を確立しました

第二次世界大戦への参加

第一次世界大戦後の混沌とした社会情勢が落ち着きを見せ始めたころ、今度は第二次世界大戦が始まりました。オーストラリアは連合軍の勝利に貢献しましたが、日本軍から本土を襲撃されました。

ノーザン・テリトリーのダーウィン、西オーストラリアのブルームは空襲を受け、シドニーやニュー・キャッスルは外洋から砲撃を浴びました。

シドニー郊外のカウラでは、日本兵捕虜が命がけの脱出を行い、大半の兵士が死に至りました。戦後、生存者と市民の力で、日本人戦没者墓地や世界平和の鐘がカウラに作られました。海外では初めてのことです。現在でもボランティアの力で維持されています。

 

戦後の復興と多民族国家

第二次世界大戦後、オーストラリアは景気が回復しました。第一次産業の小麦や羊毛を扱う企業が好景気を迎え、鉄鉱石などの資源を使った製造業も景気が向上しました。

1950年代は、国家プロジェクト(資源開発、水力電力事業)が始まりました。

社会上の制度も充実していきました。通信、テレビ、社会保障は拡大しました。

スポーツ分野でも注目され始めます。世界的に知名度を上げたのが1956年、南半球で初めてのオリンピックがメルボルンで開催されたことでした。

1960年代に入ると、アメリカやアジアとの関わりが広くなり、イギリスの影響は弱まってきました。戦後、移民政策が推進され、世界からの移民がやってきました。

政府は国民が平等であることを公約し、今では、多民族で構成する唯一の文化国家となっています。

それから、オーストラリアは、輸出市場の拡大を図るため、アジアとの取引を盛んに進めます。1957年に結ばれた、日本との商取引協定は、二国間の経済的な基盤を構築することになりました。日本は、オーストラリアにとっての最大の貿易相手国の一つとして発展しています。

1988年、イギリス人居留地の200周年を祝してキャンベラに新しい国会議事堂を開設しました。 そして2000年にはシドニーでオリンピックが開催され、世界的にも大きな注目を浴びる国となりました。

まとめ

建国以前

  • ヨーロッパ人との出会い
    最初にオーストラリア大陸に接触したのはオランダのウィリアム・ヤンスゾーン氏。その後発見が相次ぐ。
  • ヨーロッパ人の入植
    ニュー・サウス・ウェールズは、流刑地に選ばれ、海軍将校アーサー・フィリップ が初代総督が任命。
  • ゴールドラッシュ(1851年)
    1851年、エドワード・ハーグレイヴス  がシドニーの西北西約260km地点のルイス・ポンズ・クリークで金鉱を発見。

建国以後

  • 国家の誕生
    1891年、シドニーでの連邦政府結成のための会議から約10年をかけて1901年に「オーストラリア連邦」が誕生。
  • 第一次世界大戦への参加
    1914年、イギリスがドイツに宣戦布告をし、第一次世界大戦が勃発。参戦。
  • 第二次世界大戦への参加
    オーストラリアは連合軍の勝利に貢献。
  • 戦後の復興と多民族国                    戦後、景気が向上。国家プロジェクトが始まる。2000年シドニーオリンピック開催。

オーストラリアの歴史を知ることで、オーストラリアへの感心が高まってきます。英語で書かれた歴史書を手に取って、生の歴史に触れるのもいいかもしれません。