カテゴリー
オンライン英会話コラム

TOEIC600点を短期間で目指そう!【目標点数別勉強法】

目次

はじめに

「TOEICで600点を目指したいけれど、どうやって勉強したらいいんだろう……」

と悩む人もいらっしゃるのではないでしょうか?

TOEIC600点は、日本国内での就活や転職に有利になる基本的なラインです。

また英語の基礎を固めれば取得しやすいスコアでもあるので、正しい勉強法を知っていれば600点に到達する可能性は十分あります。

正しい勉強法でテストに取り組んで、確実に600点を目指していきたいものですよね。

そこで今回は、TOEIC600点の難易度や必要な英語力、600点を取るために必要な勉強時間、600点を取得したときの効果、取得のポイント、勉強法、おすすめの参考書やアプリを紹介します。

これからTOEICを受験する予定の人は、この記事を参考にして勉強に取り組んでみてくださいね!

TOEIC 600点のレベルはどのくらい?

はじめに、TOEICで600点を取るレベルはどのくらいなのか、また勉強時間はどのくらいかを解説します!

TOEIC600点のレベルや具体的な英語力

TOEICの公式ホームページによると、600点の英語力は以下のように例えられています。

【できること】
・日常会話であれば要点を理解し、応答できる
・基本的な文法や構文は身に付いており、自分の意思を伝える語彙を持っている

【難しいこと】
・複雑な場面における的確な対応や意思疎通ができないこともある
・正確さや流暢さに個人差があらわれる

と、されています。

しかし、実際TOEICは読みと聞き取りなのでTOEICのための英語力では自由な会話はできません。

具体的なレベルで表すと以下のものがわかりやすいです。

センター試験英語7〜8割

英検:2級

TOEFL:69〜79点

IELTS:5.5〜6.0

こうやってみるとTOEIC600点のレベルがわかると思いますね!

(1)単語力

600点を取るためには、約4,000〜5,000の単語が必要です。

この数は、高校や大学受験で勉強する単語力に近いといわれています。

(2)リスニング

600点を取るために、リスニングで必要なスコアは「275〜370点」となります。

・275〜370点取得した人ができること:短い会話や語彙が簡単な会話、長くても情報がくり返される会話が聞き取れる。

つまり、日常会話や簡単な定型文、また旅行など定番の会話フレーズがある場合は、聞き取れることが多いです。

例えば毎朝のあいさつ、入国審査、ホテルのチェックインなどです。

対して600点でも、語彙が難しい会話やネイティブによる早口の会話などは、なかなか理解できません。

そのため大学の授業など、専門的なことを聞くときはもう少し高いレベルが必要となるでしょう。

(3)リーディング

600点を取るために、リーディングでは「320点ほど」のスコアが必要となります。

・320点取得した人ができること:中級レベルの語彙が理解でき、限られた長さの文章の意味が推測できる。よく使用される文法が分かる。

つまり、物語などそれほど長くない洋書は読むことができますが、専門書などを読むことは難しいです。

上記のことからTOEIC600点は、英語初心者が最初に目指す基本的なレベルといえるでしょう。

TOEIC600点を取得するのに必要な勉強時間

基礎を習得した大学生や社会人が600点を取得するには、3ヶ月で約300〜400時間の勉強が必要です。

英語の単語や文法などの復習はもちろん、TOEICテストの対策も必要なので、これくらいの勉強時間は欠かせません。

この時間は、平日は2〜3時間、土日は7〜8時間の勉強をすることで達成できます。

つまり、以下のような配分になります。

・1週間:24〜31時間
・1ヶ月:96〜124時間
・3ヶ月:288〜372時間

難しそうに感じますが、TOEICで600点を取ることにはいくつかメリットがあります。

TOEIC600点はどれくらいの価値?

TOEICで600点とることはどんなことにメリットがあるのでしょうか?

学生は就活に有利!

Beijing,China

学生がTOEICで600点を取得していると、就活で英語力をアピールする材料となります。

というのも大学生の平均スコアは、500点ほど。大学生の内に600点を取得していると、平均以上の英語力を持っていることが分かります。

また就活のエントリーシートにおいて、TOEICスコアは600点から記載できます。

つまりTOEICスコアは、600点を持っていないとアピール材料にはなりません。

就活で英語力をアピールしたい場合、600点は取得しておきたいスコアの目安となります。

社会人の場合は転職にも有利!

Shot of a handsome young businessman doing a fist pump while working on a laptop in an office

社会人がTOEICで600点を取得していると、一部の企業において転職活動で有利になることがあります。

一部の企業では、採用や昇進、海外駐在の選考において、TOEICスコアをもとに英語力を確認しています。その場合、最低ラインとなるのが600点です。

基本的に中小企業やメーカーなどは、600点を持っていると「英語力がある」と見なしてくれることも少なくありません。

ただし大企業では、600点のスコアはアピール材料になりません。

そもそも入社に必要なスコアを「700点以上」と設定していることが多いからです。

社会人の場合、TOEICで取得しておきたい最低ラインが600点となることを頭に入れておきましょう。

TOEIC600点をとるためのポイント3つ!

TOEIC600点をとるポイントは以下です。

1:リスニングで高得点を目指す!

2:単語の勉強に力を入れる!

3:600点をとるための問題の解き方を身につける

リスニングで高得点を目指す!

TOEICはリスニングが高得点の鍵です!

その理由はTOEICに限らずリスニングはリーディングよりも文章の難易度が低く正答率がいいです。

さらにリーディング違い試験時間内に確実に全ての問題を解くことができます。

読みでは時間が足りなくなり後半を読まずにマークすることもありますがリスニングではそれはないです。

この2点からリスニングで高得点(350〜400)をとることを目標としましょう!

比率的には

R:L = 250:350 を目指しましょう。

単語力に力を入れる

600点を取るためには、約4,000〜5,000の単語が必要です。

しかし、TOEICは今まで学んできた英単語とは少し種類の違う単語です。

というのも英語圏での会社などでの生活をTOEICは再現しています。

なので、今までのテストでは見慣れないビジネスの表現や単語を学ぶ必要があります。

積極的にTOEICの単語力をつけることでリーディングとリスニングの両方のスコアも底上げでます!

600点をとるためのメソッドを覚えよう!

TOEICは受験者全員が同じテストを受けます。

その中で990点が満点になります、ということはそもそも、リーディングとリスニング両方で時間内でしっかり解き切れれば満点取れてしまうということです。

なので、600点目指そうという人がそもそも全ての問題を対策しようというのがおかしいのです(それができるなら既に対策なして満点取れます)。

なので、TOEICの1〜7までのパートでどこを重点的に勉強して説いていくかが600点取得までの最短ルートという訳です!

まとめ

TOEIC600点は遠いように見えて意外とコツさえ掴めばての届く点数です!

もちろん、それなりの英語力は必要ですが上記のポイントを考えて学習すれば最短で600点を取れるようになるでしょう!

上記の方法はどのレベルの方にでもいえることなので是非受験経験のある方も、初めての方も参考にしていただけるとありがたいです!