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オンライン英会話コラム

TOEIC 最短単語学習法!高得点必至の学習法とは?

目次

はじめに

TOEICの学習において、というか英語学習において単語力はとても大切な要素です

どんなに文法が分かっていても早く読めたとしても、単語の意味が分からなければ文章は理解できないし、問題を解くのは無理でしょう

特にTOEICはビジネス系の単語が多いので今までの英語教育では学んでない単語も多いです

より一層の単語力が要求されるテストとも言えます!

 

なぜ単語学習は必要か?

なぜ単語学習は要るのか?

上にも書いたように英語の文章を読むには単語力が必要です

どんなに簡単な文法であっても構成される単語の意味がわからなければ文章を読むことは難しいですよね

長文となれば尚更意味がわからなくなってしまいます、逆に言えば単語の意味が分かっていればリーディングはなんとか乗り切れるでしょう

TOEICは学校で習う英語、受験英語、英検などと違い出てくる単語が少し変わっています

TOEICの単語は英語圏の会社などでの日常を再現するために出題されているので出てくる単語はビジネス関連の単語が多いのでTOEICのための単語学習をする必要があります

 

リーディングにもリスニングにも有効!

Shot of a handsome young businessman doing a fist pump while working on a laptop in an office

TOEICは読みと聞き取りがありますが、その両方で単語力は活躍します

リーディングだけでなくリスニングにおいても重要なのです

その理由はリスニング問題にも回答の選択肢では文字を読む必要があります

その選択肢の中で理解できない単語があると非常に正解率が下がります

さらには単語力あればリスニングの問題文と選択肢を読むのに時間を短縮できるので音声に集中できて結果的に点数が上がります

このように単語学習はTOEICの全体的な点数の向上に役に立ちます!

TOEICスコア別必要な英単語数

小学生〜大学生の各段階において学ぶとされる英語語彙数が分かったところで、続いてTOEIC で各スコアを取得するには、どれくらいの語彙力が要求されるのかを見ていきたいと思います

400点

TOEICで400点を取得するためには、約3000語の英単語を知っている必要があります

中学卒業までに習う英単語数が約2200~2500ですから、TOEICで400点を取るには最低限中学英語で習う英単語は一通り抑えておく必要があるということが分かります

 

600点

600点を取得するためには、約5000語の英単語を知っている必要があります

小・中・高で習う英単語数の合計が約5000語ですので、600点を取るには中学英語の英単語に加えて、高校英語で習う英単語も網羅しておく必要があるということになります

700点

700点を取得するためには、約7000語の英単語を知っている必要があります

7000語というと難関大学入試レベルで要求される語彙量に相当するので、700点を取るには高校までの授業で習う語彙に加えて、難関大学レベルの受験英単語まで幅広く習得しておく必要があるということです

800点

800点を取得するためには、約8000語の英単語を知っている必要があります

大学中級程度の語彙力に相当し、英検に置き換えると準1級レベルになります

900点

900点を取得するためには、約10000語以上の英単語を知っている必要があります
10000語は日本人の大学上級レベルで、英検に置き換えると1級レベルに相当しますが、これは英語ネイティブに置き換えると小学4~5年生の語彙力に相当するレベルになります

~990点

TOEICで満点の990点を取るために必要とされる単語数の目安は、約13000単語以上です

ただし、既に10000語以上の単語を知っている状態(900点取得レベル)から数千語の単語を新たに覚える場合、出題頻度の低い単語知識が中心になるため、それ以上のスコアアップに反映されにくい可能性があります

語彙力の少ない人が語彙量を増やしていくことで、スコアが大きく改善されることは多いですが、頻出単語を一通り網羅したあたりからは、語彙力の増加に対するスコアアップへの期待効果は徐々に薄くなる傾向があるためです

どんな学習法がいいの?

英単語を覚える方法には「近道」「裏技」は存在しません!

日々のコツコツとした積み重ねと地道な努力が語彙力のトレーニングには不可欠です!

ただし、TOEICはマークテストなので英作文や和訳は出題されないため、高校までの学習のようにスペリングを書き取る必要はありません

代わりに、リスニングとリーディングの両方を解かなければならないため、単語の発音やアクセント、文脈によって意味が異なる特性などをしっかりと理解する必要があります

例えば、schedule  という単語

日程、スケジールとい意味ですがTOEICではアメリカ、イギリスなどの様々なアクセントで音声が出題されます

イギリス英語でスケジュールはシェジュールという発音になります

リスニング問題で自分が思っていた発音、アクセントと違うとパニックになってしまいます

このように各単語の発音アクセントにも力を入れる必要があります

ここでは、そのようなTOEICの特性を踏まえた単語の学習方法や、自分に合う単語帳の選び方についてご紹介します

TOEICの単語の勉強法について

単語は言語学習の基礎です

単語さえ理解できれば理解できる設問もありますが、逆に言えばどんなに文法の知識があっても、語彙力がなければ設問の理解すら難しくなります

また、TOEICでは似たような意味を持つ単語がひっかけの選択肢に登場したり、似たような発音を持つ別の単語がリスニング問題の選択肢に混ざっていることが多くあります

たかが単語と思って学生時代の丸暗記で対策していると思わぬ落とし穴にはまってしまうのです

そうならないためにも、ここでは単語学習のときに守っていただきたい鉄則をご紹介します

 

必ず毎日学習する

一度見ただけで単語を覚えられるということは絶対にありません。私たちが日本語を読み書きできるようになったのと同じように、英語も何度も同じ単語に触れ、学習することで定着させなければなりません

「エビングハウスの忘却曲線」の話が有名ですが、人は一度学習した内容でも1日たつとその約7割を思い出せなくなってしまいます。内容を定着させるには、何度も繰り返し学習することによって記憶を定着させ、いつでも思い出せるようにしておく必要があるのです

そこで、私が実践していた学習法は積み上げ学習法です!

積み上げ学習法は私のオリジナルの命名なのですが要するに毎日繰り返し同じ単語を学習する方法です

具体的には、まず1冊の単語帳の1ページから10ページをパラ読みで見ます

その翌日は1ページから20ページ、さらに翌日は1から30ページというようにスタートするページを毎回1ページからにすることによって何度も同じ単語を学習することができます

そうすることによって1、2ヶ月過ぎる頃には記憶に定着するということです

勉強に使う単語帳は1冊だけ

「どの単語帳を使ったら良いかわからないから」と複数冊の単語帳に手を出すのは失敗のもとです

複数冊購入しても重複があればコストパフォーマンスが悪いですし、一冊の本を繰り返し学習した方が記憶の定着率も良いためです

複数冊の単語帳を同時進行して、両方とも完璧に覚えられるのなら良いのですが、大抵の場合は結局どの本も中途半端になってしまいます

まずは自分に合った単語帳を1冊だけ選んで、何回も繰り返し学習してその本に載っている単語を完璧にしましょう

1冊分を覚えたなら十分スコアアップは狙えますし、自分の苦手な単語がわかって対策も考えやすくなります。2冊目以降の単語帳はその後でも遅くありません

 

耳で聞いて、できれば声に出す

TOEICで単語の学習をするなら、目で見てスペルを覚えるだけではなく、耳で聞いて、可能なら口に出して覚えることをおすすめします

TOEICではリスニング・リーディング両方のセクションがあり、リスニングでは「音声になったときにどう聞こえるか」がわからなければ解けないからです

また、耳から聞く学習は運転や家事で手が離せないときにも継続できるので、スキマ時間を有効活用できるというメリットもあります

さらに、口に出すことによって聞くだけの学習より記憶が定着しやすくなるのです

単語帳は音声がセットになったものを購入し、CDやダウンロード音声をよく聞いて覚えましょう

 

まとめ

TOEICのスコアアップにおいて単語学習は必要不可欠です

なぜなら単語学習はリーディングとリスニングにも活かせるので効率よく点数アップできるし、何より単語に意味がわからなければ問題が解けません

自分の目標とする点数を意識してどの程度の単語量を勉強すれば良いかを逆算して覚えるようにしましょう!

効率的に単語を学習してTOEICのスコアアップを日々目指しましょう!