TOEICのリスニングパートを苦手にしている方は多いのではないでしょうか。英語を勉強しているにもかかわらずスコアがアップしない、ついつい聞き取れた単語をもとに回答をして間違ってしまう。
このままですと、いつまでたっても現状を打破することができません。
この記事を読むことで、聞き取れた!という実感を得ることができ、TOEICのスコアがアップするでしょう。
目次
リスニング力の鍛え方
結論から申し上げますと、ディクテーションです。聞こえてきた英語をそのまま書き写す学習方法です。慣れるまでは全く聞き取れませんでしたが、1年続けることでTOICE200後半から410までスコアを上げることができました。
教材はNHK英語学習(英会話以上)をディクテーションすることです。なぜかというと、
- NHK語学は毎日同じ時間に放送されるので習慣化しやすい。
- テキストはおてがるな価格。
- 幅広いコンテンツである。
私が実践している方法について書いてみます。
遠山顕の英語楽習を教材にしています。(本日時点)
1.二人の会話が多いのでAさんBさんのパートを書きます。
Cさんが登場する時は、Cさんを追加します。
2.1回目で聞き取れたところをAさんBさんのパートに書きます。1回目は殆ど聞き取れません。
3.1回目の後、単語の説明があります。単語も書きます。綴りが分からないものはとりあえずカタカナで書いておいて、後で辞書を使って調べます。生の声なのですべてを書き込むことは難しいのでわかるものを書きます。
4.単語の後、本文の朗読があるのでもう一度ディクテーションを行います。単語が分かるようになったので1回目より聞き取れるようになります。
5.本日の重要表現の説明があります。ここで少し時間があるので聞き取れた単語を埋めていきます。
6.重要表現の後は、「Say It」という英語独特に聞こえる音の練習があります。
7.この時点で重要表現と「Say It」は書けるので本文の空欄に書きます。この時点で書けないところがリスニングの弱点です。
8.「Say It」の後にもう一度朗読があります。
最初はほとんど書けないですが、この時点になると英語らしくなってきます。聞き取れなくても文法力を生かし、聞き取れなくても補えるようになってきます。
テキストがあれば本文と答え合わせをすればいいでしょう。
NHKの講座にもよりますが。聞き取れるまで聞き取る、この練習をすることでリスニングの力は確実についています。
TOEICのリスニング問題対策
Part1
問題が読まれる前に、写真を見ておきましょう。
- 一人の場合・・・・・どこ、誰、何している かをチェック。
- 二人の場合・・・・・生別、共通点、相違点、二人とも腕を組んでいる、一人だけ立っているなど をチェック。
- 三人以上の場合・・・・目立つ人物、動作、服装、持ち物と全員の共通点をチェック 。
- 風景の写真・・・・・・目立つ物の特徴、相対的一をチェック 。
- 物の写真・・・・・・・状態と位置関係をチェック 。
- 乗り物の写真・・・・・動きと方向、乗客の行動をチェック 。
- 選択肢から外す ・・・・写真にない名刺が聞こえたり、想像しないと分からない過去、未来を描写する英文はほぼ間違いなく不正解。
対策
1のリスニング力の鍛え方 を行いましょう、が効果あります。
Part2
最初の一語が大事です。
- WH疑問文・・・・・・具体的な内容が回答なので、 Y/Nの回答はない場合が多い。
- 依頼、命令・・・・・・疑問文でも提案、依頼している内容が回答となることが多い 。
- Yes/No・・・・・・・Y/Nで回答することが多い。
- 選択肢から選ぶ・・・・ここにY/Nの回答があれば省きましょう。
対策
1のリスニング力の鍛え方 を行いましょう、が効果あります。
Part3
木を見て森を見ずという諺に例えられます。問題が始まるまでに、設問はすべて目を通しましょう。
木とは聞き逃すと答えられない問題。森とは問題全体の要旨を掴んでから答える問題。最後まで聞いてからでも答えられます。
木の設問では、設問の主語になっている人物がヒントを言う確率が高いので先読みの際、主語に気をつけましょう。
対策
多読にて設問を早く読む練習を行いましょう。
また、設問を一瞬で定着させる訓練も行いましょう。
Part4
Part3と同様、木と森の問題を意識し設問が始まるまでに、すべて目を通しましょう。テーマは、放送、オリエンテーション、広告、メディア、ニュース、電話メッセージが多いので、普段から生の英語に触れるのがいいでしょう。
対策
Part3と同じく、多読にて設問を早く読む練習を行いましょう。
また、設問を一瞬で定着させる訓練も行いましょう。
まとめ
- 1.リスニング力の鍛え方
- 2.TOEICのリスニング問題対策
・Part1 /Part2 /Part3 /Part4
最強なのは、絶対聞き取れるようにするという強い意志と、ディクテーションです。