「英検2級リスニングの勉強法が知りたい。」
「リスニングの効果的な学習法がわからない。」
そうお困りではありませんか?
多くの学校や学習塾では、リスニングの勉強法を教えてもらえません。
しかし、リスニング勉強法は自らで身につけていくことができます。
正しい勉強法を続ければ、英検2級リスニングで8割以上の高い正答率をとることも可能です。
「小さい頃から英語に触れていないと、リスニングは勉強してもできるようにはならない。」
たまにこういった意見を耳にしますが、これは間違っています。
正しい勉強法を継続すれば、誰でもリスニング力を大きく伸ばすことができます。
リスニングが伸びない人は、
・リスニングの正しい勉強法を知らない
・リスニングの正しい勉強法を知っていても、継続していない
このどちらかなのです。
本記事では、英検2級リスニングで高得点を獲得するための効果的な勉強法をお伝えします。
目次
8割達成!リスニングを武器とする勉強法とは?
では、ここから、英検2級リスニングの勉強法を具体的に説明してきます。
勉強法は全部で6ステップです。
【英検2級リスニング勉強法】
① 問題を解く
② 丸付けをして点数を記録する
③ スクリプトを使って音声英文の内容を理解する
④ 英文ありシャドーイングに取り組む
⑤ 音読に取り組む
⑥ 英文なしシャドーイングに取り組む
では、1つずつ説明していきます。
① 問題を解く
まず最初にリスニングの問題を解きます。
問題を解く時は、できるだけ本番に近い状態で解きましょう。
聞き逃しても決して音声を巻き戻したりはせずに、通しでリスニング問題を解きましょう。(リスニング1回分である全30問を一度に解けなくても、少なくとも大問1つ分は通しで解いた方がいいです。)
また、英検本番が近づいてきたら実際にマークシートを使って問題を解きましょう。
マークシートを一度も使うことなく英検本番に臨むと、勝手が違くて慌ててしまう場合があります。
② 丸付けをして点数を記録する
問題を解いたら、解答を見て丸付けをします。
丸付けをしたら、日付と点数を記録しておきましょう。
これで、現状のリスニング力が把握ができます。
また、点数を毎回確認することで、自分の勉強法に問題がないかもチェックできます。
どれだけ継続しても点数が上がらないのであれば、それは勉強法に何かしらの問題があるということです。
(なお、「学習を続けているのに点数が上がらない!」という場合の対処法は、後でお伝えします。)
③ 音声スクリプトを使って英文の内容を理解する
やり方は以下の通りです。
① 英文を前から読んでいく
② 意味がわからない単語や熟語に線を引く
③ 和訳を見て意味を確認し、英語と線で結ぶ
音声を聞いて問題を解いたとしても、いくつか不正解や理解できなかったパートが出てくるはずです。
それをそのままにしておくことはリスニングのレベルアップには繋がりません。なぜならわからなかったものをわからないままにしているため、次回同じようなことが出題されたときに対応できないからです。
なので聞き取りが終わったら必ず英文スクリプトを確認して内容を確認、自分がどんな単語、表現を聞き漏らしていたのかを分析しましょう。
最後に和訳を確認して英文のスクリプトと照らし合わせて最終チェックを行いましょう、これを行うことでリスニングの上達プラスリーディングの練習にもなるので一石二鳥の練習です。
ここからが本番!リスニングの技能を底上げしよう!
今まで解説してきたものはあくまでも練習の方法、知識であり技能ではありません。
スポーツでも同じように動作や理論の研究だけをしていても練習をしなければただの頭でっかちです。
リスニングも同じで、英単語のように知識で覚えていくものではなく、反復練習をして身につけていくべき技能なのです。
④ 英文ありシャドーイングに取り組む
英文ありのシャドーイングつまりはスクリプトを確認しながら、CDの音声を追いかけて音読してく練習法です。
ここでの目的はとにかくCDの読む速度についていくこと、そして、CDと同じ発音で読んでいくことです!
その理由としては、人間は自分で発音できない音声は聞き取ることが難しいとされているからです。長文を根気よく音読して練習することは自身のリスニングひいてはスピーキングにも活用できるので効率的な練習方とも言えます。
この練習の目的はどれだけCDを真似できるかにあります、なので一回読んで終わりということはないようしましょう。何度も読んでCDと同じレベルで読めるまで繰り返し練習しましょう。
そうすることで自身はCDと同じように発音できる、読める、つまりその音声を聞き取れるということになります。
⑤ 音読に取り組む
上の練習が終わったら今度は音読に取り組みます。
今回の練習のゴールは和訳をイメージしながら英文のスクリプトを読んでいくということになります。
先ほどと意識することの違いはどれだけ読みがら文章を理解できるかにあります。
先ほどはCDの音声と一緒に読んでいたので早いですし、発音などを意識する必要がありました、しかし今回はCDなしで自分だけで読んでいくことになります。
なのでしっかりと和訳の意味、自分の発音を確認して自分のペースで確認することができます。
ここの練習での目的は英文を読んで同時に和訳を理解することなので、やはり何度も練習することをお勧めします!
⑥ 英文なしシャドーイングに取り組む
英文なしシャドーイングとは今までの総集編のような練習です。
つまり、スクリプトなしでCDの音声に正確についていく練習になります!
ここで目的としてくことは上でやってきた目的全てが含まれます!
CDのはやさについてく
CDと同じ発音をする
和訳を理解しながら読む
この三つをレベルアップした状態で読むということになります!
これも結局は反復練習なので上のゴール3つがこの練習で達成できるまで行いましょう!
まとめ
リスニング、特に英検のリスニングは問題もパターンになっているのでわかりやすくなっています。
なので、そのパターンを学習して、リスニングの技術を上げることで英検二級のリスニングは確実に伸びていきます!
毎日学習して合格を目指しましょう!