写真描写問題はTOEIC最初の問題なので高スコアを狙いたいですね。ですが、このような悩みはありませんか。
- 聞き取れたと思ったが間違いだった。
- 知っている単語に惑わされ、ついつい回答を選んでしまう。
- ひっかけ問題の罠にはまってしまう。
このままの状態では、Part1でのスコアアップは望めません。 しかしながら、この対策を行うことで、Part1で高得点が取れる自信がつき、Part2、3、4へ繋ぐことができるようになります。この対策で知ったことが問題に出たときにはしめしめと思えるようになるでしょう。
目次
Part1の問題
Part1の問題はテスト用紙上の写真を描写する英文が、AからDまで4種類流れます。その中で最も適切なものを一つ選ぶものです。
AからDまでの英文は用紙上に書かれていないので、聞き取って回答します。
200問中6問なので割り合いとしては少ないのですが、スコアを取りやすいので満点をめざしたい問題です。
Part1対策
人物や、物の動作や状態に着目しよう
問題集、インターネット、動画などで最近は手軽にTOEICの問題に取り組めるようになりました。Part1の問題に特化したものもありますので普段から練習しましょう。
練習する時は、写真を15秒みます。正確に測る必要はありませんが、実際の試験は1分30秒の問題説明の後、6問なので1枚15秒が目安です。そしてどのような問題がでるか予想します。
問題は次のタイプに分けることができます。人が一人映っているもの、二人写っているもの、三人以上写っているもの、人が写っていなく景色や風景が写っているものです。
ここで大事なのは、人物や、物の動作や状況に着目します。人物問題は、〇〇しているという現在進行形の動詞が問題でよく使われます。その中で過去形がでてくると消去法で消しやすくなります。
眼鏡や服を身に着ける、putとwearは同じ着るですが、着替え中のputと、すでに身に付けているwearは写真の人物の動作を見れば迷うことはないです。
それと並んでよくでるのは、現在進行形の受け身です。
is being ~ed
are being ~ed
これらは〇〇されている最中ということで本などがすでに置かれた写真ですと進行形ではないので不正解となります。
このように、人物や、物の動作や状況を事前に把握して問題に取り組みます。
問題が終わったら答え合わせをしますが、次のことに意識します。
①問題のディクテーションをします。問題文は比較的短い文が多いので聞こえたままに書き写します。ディクテーションできない単語や文法がでてきたらそれが弱点ですので暗記するまで音読しましょう。
②答え合わせをしたら、最初に予測していた内容と合っているかもチェックします。合っていればこの調子で続ければいいし、そうでないと最初の15秒の使い方の見直しにもなります。
イメージ練習をしよう
回答文を読んでその場面がイメージできるでしょうか。
例えば、They’re sitting at a table.と聞いて2人以上の人がテーブルに座っている情景が思い浮かぶでしょうか。もし浮かばなかったら、この英文をコピーしてgoogleで画像検索してみましょう。人がテーブルに座っている写真が次々に表示されますね。これを繰り返すことで、今は不正解だったとしてもその不正解で覚えたことが本番に出ることは十分に考えられます。
問題文を読んだあとは、その場面をイメージする習慣をつけましょう。 Part1はイメージ力が大事です。
問題を作ってみよう
Part1の写真を見て問題が作れますか。4問作るのは結構難しいのではないでしょうか。
問題を作るときは、目立つものが何かを見極めます。かならず目立つ部分で問題を作る必要はありませんが部分的に写っているものや、極端に小さいものは問題を作るのは難しいですね。
どのような問題がでるのか予測し、いろいろな問題を考えてみましょう。写真をじっくり見る習慣がつき、出題されそうな問題の想像力が鍛えられます。
単語が分からないと正解か不正解か分からないので問題を作る時に知らない単語を使うことで単語力もアップします。
本番テスト中の心得
設問の前のディレクションが流れている1分30秒の間にすべての写真をチェックしましょう。6問なので1枚15秒が目安です。
ナレーションが始まる前、鉛筆は(A)に置いておきます。(A)を聞いて、正解でなさそうなら(B)に移動させる。(B)でも正解でなさそうなら(C)に移動します。途中判断に迷ったら鉛筆は移動させない。ナレーションが終了した時点で、鉛筆が置かれている記号を塗りつぶします。
消去法で明らかに間違いがあればそこは飛ばします。
知らない単語がで出たときは諦めて、他の設問から消去法で判断します。
まとめ
- Part1の問題
- 対策
人物や、物の動作や状態に着目しよう
イメージ練習をしよう
問題を作ってみよう
- 本番テスト中の心得
地味なことですが、毎日続けることで確実に力がつきます。本番でひっかけ問題が出た時は思わず笑みがこぼれることでしょう。