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オンライン英会話コラム

TOEICで600点とる時間配分とは?各パートについても解説

TOEICのテストで高得点を取っていくことに対して必要なことはなんでしょう?

文法の知識?長文を速読する力でしょうか?それらも大切ですが、最も重要なことは時間配分です!

本記事では、

  • 時間配分が重要な理由
  • どのような時間配分で問題を解いていくか
  • 各パートの時短テクニック

などを解説していきます!!

また、本記事はTOEICで600から700点くらいを目指している方向けに書いていますが初級者の方々にも役立つ情報だと思います!

目次

TOEICの時間配分が重要な理由

TOEICでは英語の知識が必要なのはもちろんですが、それだけでは点数をとるには不十分です。

冒頭でも書きましたが時間配分がかなり重要です。

その理由はTOEICのテスト時間と問題数にあります。

テスト時間は全体で2時間

  • リスニング 45分 (100問)
  • リーディング 75分 (100問)

となります、このように単純計算すると1問解くのに1分以かけられません

なのでテストのそれぞれのパートにおいて時間の掛け方をしっかりと練習しておくことが落ち着いて分かる問題をとき、結果的に点数を上げることにつながるのです!

 

実際に私がTOEICで800点以上を取得した時もリーディングパートをギリギリ時間内に終えました

と言うより、何問か飛ばした覚えがあるのでそれほどTOEICのテストをしっかりと読み切って時終わることは難しいのです

そもそもそれが出来たら990点をとれてしまいますよね(笑)

だからこそ自分のできる問題を最大限効率良い時間配分でといていくことが点数アップの秘訣なのです

どのような時間配分がベスト?

TOEIC の時間配分ですが、今回はリーディングについてのみ説明していきます

その理由はリスニングパートは強制的に問題が進んでいくため時間配分を考える必要がないからです

まず、先ほども書きましたが、リーディングパートは75分中に5、6、7のパートを自由な順番にといてくことができます

 

リーディングパートでの理想的な時間配分はこちらです

パート時間配分

  • Part5(短文穴埋め問題)10分
  • Part6(長文穴埋め問題)10分
  • Part7 (長文読解問題)55分

合計75分

 

パート5の短文穴埋め問題ですが、全部で30問あるので一問20秒が理想となります

 

パート6(長文穴埋め問題)を解く目安は10分間です、4つの空白のある文章が4セットあるので、全部で16問

単純計算すると、1文章あたり2.5分、1問あたり37.5秒になります

 

パート7(長文読解問題)を解く目安は55分間です

そのうち、シングルパッセージは29問を25分(1問あたり約51秒)、ダブル・トリプルパッセージは25問を30分(1問あたり約72秒)で進めることになります

 

パート5について

パート5は短文穴埋め問題です

短文内の空白にもっとも適した解答を、選択肢から選んで入れる問題となります

パート5は30問を10分で解くので、1問あたり20秒で進めましょう

Part5の解答速度を上げるには、全文を読んで解く問題と、全文を読まずに解ける問題を区別することがいいでしょう

全文を読んで解く問題は時間がかかるので、少し読んでわからなければ思い切って捨ててしまった方がかえっていいでしょう

しかし、全文を読まずに解ける問題は空白の前後からシステマチックに考えましょう

 

*全文を読んで解く問題 (=時間がかかる)

接続詞問題 語彙問題

*全文を読まずに解ける問題 (=速く解ける)

代名詞問題 前置詞問題
動詞問題 品詞問題
比較表現問題 関係詞問題

パート6について

パート6の解答速度を上げるには、文挿入問題を思い切って捨ててしまうと良いでしょう

文挿入問題は各文章に1問出る程度なので、これを落としてもスコアには大きく影響はしないと言えます

重要なのは「パート6は時間調整パート」と割り切ってしまい、パート7のために時間を残しておくことなのです

ハイスコアを狙う方以外、パート6は時間を使わないことを最優先にしましょう

あくまでも時間調整なので10分以内にスラスラと回答できてしまう分にはもちろんといた方が良いです

パート7について

Part7は長文読解問題です

英語の長文を読んで内容に関する設問に答える問題です

パート7はシングルパッセージ(1つの文章)

ダブルパッセージ(2つの文章)

トリプルパッセージ(3つの文章)

の3種類があり時間配分は次のとおりです

パート セット数 時間配分
シングルパッセージ (SP) 10セット 25分
ダブルパッセージ (DP) 2セット 10分
トリプルパッセージ (TP) 3セット 20分
55分

それぞれのポイントを見ていきましょう!

【パート7】シングルパッセージは25分で解く

パート7 シングルパッセージの解答速度を上げるには、article(記事)文章NOT問題文挿入問題といった、時間のかかる設問を避けると時間を短縮できます

こうした設問を捨てることで、25分以内の終了を目指していきましょう

パート7は本文と設問の順番が概ね一致します
ある文章に設問が2つあれば、設問1は文章の上部から中部、設問2は中部から下部にヒントがあることが多いのです
文を読む前にヒントの位置の目星をつけるようしてより早くといていきましょう

【パート7】ダブルパッセージは10分で解く

パート7の ダブルパッセージの解答速度を上げるには

複文章参照問題を効率的に解くのがよいでしょう

また、ヒントとなる文章がパッセージの中でまとまって書かれる傾向があります

なので全体をくまなく読んでいると誤った場所に時間を使ってしまいます

問題文と参照してどの部分がヒントになるかをうまく見つけましょう

誤った箇所を読んで時間を浪費してしまわないようにしよう!

【パート7】トリプルパッセージは20分で解く

Part7 トリプルパッセージの解答速度を上げるには、ヒントの含まれる文章を的確に探し出すことにあります

トリプルパッセージはシングルパッセージやダブルパッセージと異なり、ヒントが分散する傾向にあのです

ヒントの含まれない文章を読めば、時間を浪費してしまうでしょう

特定の文章に固執せず、早期に正しい文章を見つけ出せるようにしましょう

この問題もやはり時間をかけたくありませんので、問題文からどこを読んでいくかを推察し最小限の情報で解けるようにしましょう

また、答えの隠された文章が見当たらない場合には諦めることが大切です

わからない問題は緊張しているテスト中には心理的にも正解を短時間で見つけることは難しいです

全てにおいて言えますが、分からない問題はすぐに飛ばしましょう!

まとめ

TOEICのテストである程度のスコアを獲得するには時間配分がとても大事です

そして、その時間配分をうまくできるようになるには上記の方法を覚えてその時間の感覚、速読、即答の感覚を身につけていくことが大切です

これらの情報を知り、練習することできっとTOEICで600点以上を目指していける力が身に付くでしょう!