予習と聞いてどんなイメージがわくでしょうか。
まだレッスンを受けていないのに、事前に勉強しても意味があるの？無駄な時間ではないの？と思うのも当然でしょう。
しかしながら、事前に準備してレッスンを受けるのと準備なしでレッスンを受けるのとでは雲泥の差がでてきます。なぜなら、いきなり知らない単語がでてきて調べるのと、事前にレッスンに出てくる単語を覚えているのではレッスン時間を有効に使えます。
また、フリートークの話題を作っておくことで講師とのコミュニケーションも「Well・・・、」と沈黙がなくなります。つまり、レッスンが有意義になるのは言うまでもありません。
フリートークの話題作りについては、こちらの記事に書いています。
オンライン英会話になぜ予習が必要か
そもそも予習ってなぜ行う必要があるのでしょうか。予習することで勉強する習慣がつきます。予習する際に、分からないことを調べるので復習にもなります。復習は、覚えることがメインですが、予習は、考えることがメインとなりますので創造力が養えます。
レッスンの前に単語やフレーズを事前に目を通すことでレッスンでは２回目となります。
人の脳は何度も繰り返すことで定着し理解も深まります。仮に自分の理解が誤っていたとしても、レッスンで修正できます。
予習の習慣ができると英語が楽しくなり、自信を持ってレッスンに臨めます。やはり予習の効果は大きいですね。
目次
どのように予習するのか
具体例を３つ挙げて説明します。
分からない単語や文法を調べる
単語はレッスンのテキストを読んでわからない単語をノートか単語カードに写します。
単語は１語だけでは覚えにくいので、文章で覚えることです。これは例ですが
read 読む
でなく、
I read a book. で覚えます。一度覚えると自分で短文を作りまくります。
覚えにくい単語は、印をつけてチェックしましょう。予習で大事なのは、分からないことを明確にすることです。
ノートを使う
①テキストを音読しながらノートの左に英語、右に日本語を書きます。音読がいいのは、急に英語を喋ろうとしても脳が英語に切り替わっていません。この脳を切り替えるのが音読です。音読は英語を解釈することも大事ですが、口や舌、顎の準備体操とも言えます。
脳と体は繋がっていますので口や舌、顎を使って英語を発生することで、脳が活性化され、英語脳に変換されるのです。音読は、レッスン前に行うことで英語脳に変換しておき、会話力の成長が実感しやすくなります。
右の日本語を見て左の英語が言えますか。予習なのですべてできなくても構いません。
例文を作る
テキストの内容を要約して英作文を作りましょう。
この時に、フリートークで話す内容をまとめてもいいでしょう。多少間違いがあってもレッスンを受けながら確認すればいいのです。どんどん書いていきましょう。
予習が必要でないことも
予習することがゴールではありません。英会話において重要なのは継続することです。ですから、忙しくなかなか時間がとれない場合や、すでに英会話の上級者にとっては必ずしも予習が必要ではありません。
レッスンに参加するだけで時間がいっぱいの方は、予習の時間すら取れない場合がありますね。そんな時は、無理に予習しなくてもいいでしょう。
勿論、予習をした方がいいのですが、予習や宿題ができていないことに意識を取られてレッスンが苦痛になっては元も子もありません。
また、英会話の基礎があり、その会話を維持するのが目的の場合や単語力を上げたい場合で予習の時間がとれない場合は、無理にする必要はないでしょう。
前の日に初めて学んだ単語などを授業の冒頭で復習しましょう。そうすれば、予習しなくてもレッスンの中で新しい単語を覚えることができます。
兎に角レッスンを定期的に受け、復習に時間を取りましょう。
効果的な復習の仕方はこちらの記事に書いています。
５分予習
時間がとれない場合でもこれだけはしましょう。
- 本日のレッスンのテキストにざっとでいいので目を通し大まかなテーマを把握します。題名の中でわからない単語があればグーグルで調べる。
- 何を話すかを日本語でいいので考える。レッスンでいきなり考えるのでなく事前に確認することでその時間が省ける。
- もう一度テキストに目を通す。
これらをレッスンが始まる5分にでやるだけで、予習無しでレッスンに臨むより余裕ができます。
予習-レッスン-復習のサイクルをつくる
ここまで予習してからレッスンを受けると理解は早いでしょう。以下のサイクルを回していくことで英語力が着実についてきます。
- 予習：分からないことを明確に
- 授業：分からないことを解決
- 復習：完璧に理解した文章の音読を繰り返す
この習慣ができればオンライン英会話のレッスンの効果が上がることは間違いないでしょう。
まとめ
なぜ予習が必要か
予習することで勉強する習慣がつきます。予習する際に、分からないことを調べるので復習にもなります。
どのように予習するのか
- 分からない単語や文法を調べる
- ノートを使う
- 例文をつくる
予習が必要でないことも
忙しく時間が取れない場合、英語の上級者は無理に予習しなくてもよい。
予習-レッスン-復習のサイクルをつくる
予習：分からないことを明確に
授業：分からないことを解決
復習：完璧に理解した文章の音読を繰り返す
オンライン英会話において予習はおろそかにしがちですが、５分でいいので予習することで効果的なレッスンを受けることができます。自分に合った続けやすい方法を見つけて実践しましょう。
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