TOEICと並び最近ではかなりメジャーな英語能力試験とも言えるTOEFL 。
TOEFLはTOEICとは違い4技能の試験です。なので、読み、書き、聞き取り、スピーキング。
この四つの技能をバランスよく学習しないと点数はのびません。
今回はそのTOEFL(IBT)で60点以上を獲得するための勉強法を紹介します。
目次
TOEFLではまず61点以上を目指す
TOEFLもTOEICと同様に客観的な目標点が存在します。
その第一関門ともいえる点数が61点になります。
その理由は
留学をする際にはまず間違いなくこのTOEFLの点数が必要になります。
点数は留学先の大学によって様々です。
TOEFLの満点は120点で
- トップ大学 → 90~100点以上
- 中堅 → 61~80点以上
- コミュニティカレッジ → 45~61点以上
このようなケースが多いです。大学のプログラムで交換留学の場合も80点当たりが基準になるかと思います。
あなたがどの大学に行くかはわかりませんが、いずれにせよまずは61点以上を目標に勉強するのがベストです。
なので、まずは61点以上を目指し、そのうえで重要な勉強法をお伝えします。
なお、今回はリーディングについて解説します。
リーディング試験の概要
TOEFLのリーディングはTOEICとは大きく異なり学術的な文章が3〜5ほど出題され各10問ずつ諮問が設定されています。
文章の難易度はアメリカの大学一年生の教養課程の教科書をベースとしたレベルで設定されているので、他の英語の試験よりも少しレベルが高いと言えるでしょう。
リーディングセクションの学習法
ポイント1
リーディングセクションの攻略には、内容を理解しつつ速く読む練習が必要です。
本番の試験ではパッセージ全体や同じパラグラフを何度も読み直す余裕はないので、練習の時はまず、本番と同様、単語に意味が分からなくても、文脈から話の要旨の見当をつけながら文章を読み進め解答しましょう。
そして、答え合わせをするときにもう一度文章を精読してみましょう。誤答があればなぜ間違えたかを確認してさらに新出単語も覚えるようにします。
練習問題をたくさん解けば、質問ごとの正解のパターンがある程度見えてきます。時間をかけて練習しましょう。
ポイント2
知っている語彙が多いほど読解力も高まります。
単語集などを積極的に活用し、計画的に語彙を増やしていきましょう。
単語だけでなくその他の文章や例文も収録されていることが多いですし音声も付録でついています。それらを活用することでリスニングなどにも応用できるようにしましょう。
ポイント3
TOEFLのリーディングはかなり専門的な文章が出題されます。例えば歴史、科学、哲学などの学問的なものが出題されます。
なのでパッセージ上はかなり専門用語が出てきます。コレらはかなり難しい場合があります。
しかし、それらの専門用語は文章中で解説されることがほとんどなので相当難解な単語が出た場合には焦らずに文章を読み進めることができます。
テスト本番では専門用語は気にせずに段落、パッセージ全体が何を話しているのかを捉えられるようになりましょう。
ポイント4
TOEFLのパッセージはすべてが学問的な内容なので練習の時にむずかしいと感じてしまうとも思います。
しかし、とにかく点数を上げるために出題の傾向と文章の流れに慣れてしまえば、本番で高得点が取れるので英語力というよりは出題傾向を捉えることが60点への近道だと思ってください。
出題の中で注意すること
リーディングに限らずTOEFLはそれぞれ30点ごとの構成になっています。なので極端な話リーディングとリスニングで30点ずつ取ればあとはてきとうでも良いわけです。
そして中でもリーディングは点数が取りやすいので確実に取れる問題は落とさないようにする必要がります。
リーディングはよく読めば問題を解けるようになっています、しかし時間が短いために精読することが難しくもあります。
なのでとにかくTOEFLの練習をしてどこをしっかり読むか、どこを読み飛ばすかという技術を身につけることが大切です。
最後に
TOEFLは4つのセクションに分かれていて、それぞれ30点です。
そしてリーディングはその中でも堅実に得点しやすいパートになるのでしっかりと練習してここを落とさないようにしておきましょう。